泉佐野市│空き家を新しい挑戦が生まれる場所へと生まれ変わらせたい!

支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 83人
- 募集終了日
- 2021年1月18日

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- 現在
- 6,255,000円
- 支援者
- 74人
- 残り
- 20日
プロジェクト本文
終了報告を読む
本当にありがとうございます。
このプロジェクトは、2020年1月18日(月)23時までとなりますので、次の目標となるネクストゴールを400万円と設定し、最後まで挑戦を続けさせていただきます。
ネクストゴールでいただいたご支援金は、リノベーション費用と什器備品の購入費用に充てさせていただきます。ネクストゴールを達成できない場合でも、規模を縮小して実施いたします。
引き続き、変わらぬご支援をよろしくお願い致します。
2020.12.25追記 バリュー・リノベーションズ・さの
はじめまして。まちづくり企業「バリュー・リノベーションズ・さの」の西納です。
私たちは、大阪南部に位置し、関西国際空港の玄関都市としても知られている泉佐野市で活動しています。
その活動内容とは、中心市街地の再生・活性化を目的として、江戸時代から継承された街並みの面影が残る「さの町場」と呼ばれている地域を守っていくことです!
特に、各地でも課題として浮き彫りになっている、遊休不動産、いわゆる空き家の再生に取り組んでいます。
空き家再生といっても不動産業にようにリフォームを行い、賃貸を行うのではなく、エリア全体ににぎわいを取り戻すため、周辺エリアと融合したビジネスの創出や、今なお生き続ける昔ながらの街並みを活かしたまちづくりに徹し、自治体と連携して、まちの再生事業に日々取り組んでいます。
細かく説明しますと、まちの遊休不動産を活用して、にぎわいを取り戻すことを根差したビジネスプランを立て、遊休不動産オーナーに向けてビジネスプランを発表、空き物件のマッチングを支援するというものです。
そんな「さの町場」では、2020年2月に行政が主催して開催された空き家再生のワークショップ(=まちやど実践ワークショップ)が実施され、なんと2件の民間プロジェクトが誕生しました。
もちろんこれらは、私たち「バリュー・リノベーションズ・さの」のメンバーが、空き家再生プロジェクトのアフターフォローに携わったほか、地元自治体と民間のまちづくりプレイヤーのパイプ役として橋渡しをし、プロジェクトの成功へと導きました。

私たちは空き家問題と向き合う活動を推促進する上で、認知活動は最重要のテーマです。
遊休不動産の活用法をより多くの方々に効果的に知っていただくために、建築関係者に向けたリノベーションセミナーや、地元住民の方々やまちづくりに興味のある方々を対象としたまちづくり講演会を企画・開催したり、女性の社会進出につなげるワークショップの開催にも積極的に取り組んでいます。
そんな折、講演会の来場者さん一人から「親族が所有している空き家を活用できないか?」というご相談がありました。
当初は誰も住む予定のない空き家のため、「ご近所さんに迷惑がかかるといけないので、取り壊ししよう」という話も出ていたそうですが、バリュー・リノベーションズ・さの設立を記念して開催した講演会で、空き家との関り方に向き合うきっかけとなり、「この物件を活用できれば!」と思っていただいたとのことでした。

この写真が、ご相談いただいた遊休不動産です。
写真を見ていただいてもおわかりのように、歴史漂う雰囲気を醸し出しているこのお宅ですが、お話を伺っていると、築年数はなんと200年以上!しかも地元の名士が住まれていたそうです!
今は残念ながら空き家となっていますが、私たちの歴史を語り継ぐためにも、地域の財産として将来に伝承していきたいと私たちは考え、今回の空家再生プロジェクトを立ち上げるきっかけとなりました。

もともとこのエリアは、江戸時代に廻船業として栄えた長者が暮らしていました。その景観が今なお残っています。

戦後は駅周辺の商店街を所狭しと人が行き交い、日常に必要な買い物や、人々が交流する場所だったそうです。

ですが、20年ほど前から、大手資本のスーパーがこの界隈で乱立したことや、車も通らない狭い路地に面した家が多いことから、若い世代が他の地域に出て行くようになり、商店街の活気がなくなってきました。
また、駅の山側はホテルも多いことから、2012年以降はLCCの普及もあり、アジアからのインバウンド需要で次から次へと飲食店などの店舗が入れ替わってきましたが、駅の浜側は人通りもまばらなことに加え、駅近くにあるこの物件が十数年もの間利用されていないこともあり、まちの衰退感を加速させる、このような良くない状況です。
さらに、近隣住民も高齢化し、商店街の店主も高齢になっていくことで担い手が不足し、最近では悲しいことに閉店していく店舗も増えだしました。

しかし、この状況を「時代の流れだから、仕方ない」と諦め、何もしないわけにはいきません。私たちが目指すのは、昔あったにぎわいを取り戻すこと。
そんなまちの再生には、空き家に人が住むだけではなく、事業をしたり、店舗として活用するなどして、人が集う新たな付加価値を創り出すことが必要です。
こうした取組みの積み重ねで、結果として人が集う場所が増え、それがにぎわいとなり、持続したまちの再生につながると考えているからです。
前置きが長くなりましたが、今回改修する物件は、中心市街地の駅から徒歩1分の好立地にあるにも関わらず、10年以上使われていない空き店舗です。
老朽化に加え、2年前に泉佐野市全域に大きな被害をもたらせた台風21号の爪痕も残っており、建物自体はかなりの損傷があり、このまま放置しておくと倒壊する恐れすらあります。
しかし、単に解体してしまうと、その物件が歩んできた歴史だけでなく、その物件と共に歩んできた周囲の人々の暮らしの面影も失うことになります。
江戸時代の長者番付で名をはせた伝説の長者の住んでいた面影を残しながらも、この物件を再生させることで、アフターコロナに向け、商店街の再生、さらにはまちの再生につなげていきたいと考えました。
「昔の空気感を保ちながらも、その空気感をリノベーションし、昔と今が融合した空間を作れないか」という想いから、この物件の再生をテーマに本プロジェクトを立ち上げました。
今回のプロジェクトのテーマは、「人とひと」、「思いと想い」を紡(つむ)ぐものです。
なので、そんな拠点ともなるこの物件は、「SHARE BASE つむぎや」と名付けて、シェアオフィス・シェアキッチン、そしてシェアスペースを運営します。
まず、シェアオフィス・コワーキングスペースは、地方都市へ移住してきたフリーランスのビジネスマンや、新しい生活様式の一環として推進されているテレワーク勤務をされる方々をターゲットに運営します。
テレワークを実施している地元企業のスタッフさんにお話を伺ったところ、現在は新型コロナウイルス感染症の感染予防の観点から、会社に出勤することが禁止されているそうで、自宅で仕事をするにも労働環境がしっかり整っていないため、働くための環境がひと通り整っている場所が駅近くにあると助かる!と伺い、この物件も見ていただいたところ、立地的にもよくかなりのニーズが期待できるのではとのことでした。
次に、シェアキッチン・チャレンジショップは、特に女性をターゲットとし、起業のハードルを下げたプチ起業「小商い」を行えるチャレンジの拠点とします。また、女性の社会進出支援の後押しもこの場所を拠点に発信していきたいと考えています。
たとえば、手作りの物販などを行う棚貸や得意なことを活かしたスクールの開催、女性が興味のある子育てや美容といった分野のセミナーの開催など、自分の空き時間を使って行う小商いの講座を開催することで、女性が社会進出するサポートができればと思っています。
チャレンジショップ(シェアキッチン)の方は、コワーキングスペースと併用し、この地域で飲食店を出店したい人が、まず自分の力量を試すチャレンジスペースとして、提供していきたいと考えています。
現状はコロナ禍の影響もあり、飲食店の開業をめざす方にはネガティブな逆風が吹いているので、ここが経験を蓄積していけるスペースとなり、将来は泉佐野市内の遊休不動産で飲食店を開業していただくという流れが作れれば、こんな嬉しいことはありません。
最後にシェアオフィスは、創業・起業の人を対象として賃貸することを考えています。シェアスペースは、単発のイベントや、セミナーやワークショップの開催場所として利用可能です。
利用される方はには、近くの飲食店を紹介したり、つむぎやに地域の店舗に出店してもらって、店の良さを知るきっかけを作ったりすることもお手伝いをさせていただき、「人とひと」、「思いと想い」を紡ぐことで、商店街の再生・活性化につなげていきたいと考えています。
2021年1月上旬まで内装工事、備品等の搬入を行い、1月中にはつむぎやをオープンしたいと考えています。

私たちは、この空き家再生プロジェクトでのシェアオフィス事業やチャレンジショップ事業に参画していただける方々のスタートアップ支援を通じて、多くの方々に「こんな魅力ある空間がまだ残っているんだ」「シェアオフィス事業や、チャレンジショップ事業って、なんだかおもしろそう」などの理解浸透を促すとともに、歴史情緒ある私たちが生まれ育った街並みを本気で残していきたいという想いで、クラウドファンディングにチャレンジすることにしました。
衰退したまちに人を集う仕組みを構築していくことで、まちの活気づくりにつながると信じています。
また、江戸時代から面影を残すことで地域に伝わる歴史が守られること、そして、いろんなコロナが収束した際に、いろんな人が滞在したくなる空間を設けることで、まちに新たな息吹を与えることができ、持続したまちづくりにつながると考えています。
嶋田さんからの応援コメント

みなさん、はじめまして。らいおん建築事務所の嶋田です。
泉佐野の「さの町場」をリノベーションで変えていくというバリュー・リノベーションズ・さの(VRS)の取り組みに、昨年からアドバイザーとして関わっています。
今、さの町場では、築200年の古民家や、一戸建ての住宅を再生、活用するプロジェクトが次々と始まっています。
今回のつむぎやの建物のように老朽化して価値がないと思われてしまっている建物が再生されることで、さの町場の人たちの空き家や空き店舗に対する意識が変わり、これらの空き物件が資源として活用されるようになれば、この街は大きな可能性を秘めていると思います。廻船業で栄えたさの町場の風景が次の時代に残されていくことを期待しています。僕も応援しています!
使われていない家や店舗は建物の老朽化が進むと、倒壊する危険性が増すため、空き物件が増えれば増えるほど、まちの景観や治安も悪くなります。
それと比例するように、まちには人通りが少なくなり、地域のにぎわいの衰退に拍車がかかります。決して今から遅くないと考え、遊休不動産を活用し、人が集う仕組みを構築することで、安心安全なまちとなり、ひいてはたくさんの人が住み働くことができるまちへの第一歩となると私たちは考えています。
同時に、江戸時代の街並みを未来に残していきたいと考えています。このプロジェクトを通して、新型コロナウイルス感染症の影響でさらに活気が薄れてきた商店街に新たな息吹を吹き込むことができます。
そして、プロジェクトの浸透を通じて、自ら名乗りでる起業家の卵とたくさんネットワークを構築し、互いのアイデアを融合させながら、遊休不動産を解消することを楽しみながら取り組んでいきたいと思っています。
「〇」か「×」かの世界ではありません。一緒にこの街を再生させていきたいという方がいらっしゃれば、ぜひ、お力を拝借しながら、魅力ある空間づくりの種まきをしていきたいと考えています。少しでもご興味がございましたら、ご支援の程、よろしくお願いいたします。

※未成年者の飲酒は法律で禁止されています。このリターンは20歳以上の方に限りご支援いただけます。
※食品、酒、せっけん、体験、宿泊、キャンピングカー等、現在設定されているリターンについては、リターン説明欄に記載している事業者が保健所等の所轄官庁等から必要な許可を得たり、届出を行っていることをバリュー・リノベーションズ・さのにおいて確認しております。
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
※2021年01月20日(水)までに空き家の改修を終えたことをもってプロジェクト完了となります。
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プロフィール
泉佐野市の中心市街地「泉佐野駅」エリア周辺の再生・活性化に取り組むため、行政と商店街や地元事業者などのまちづくりプレイヤーたちとの公民連携を通じて、持続した効果的なまちづくりを推進するため、設立されたまちづくり企業「バリュー・リノベーションズ・さの」です。
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リターン
5,000円

【リターン不要の方向け】感謝の気持ちを込めた御礼のお手紙(5千円)
●感謝の気持ちを込めたお礼のお手紙を送付
いただいたご支援金は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いて全て活動内容に活用させていただきます。
※リターンをお届けしないかわりに、いただくご支援をできるだけ多くプロジェクト実施のために使わせていただくコースです。
- 申込数
- 72
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
10,000円

「SHARE BASE つむぎや」チケット(1万円)
「SHARE BASE つむぎや」でスペース利用に使えるプレミアム付きチケット(11,000円分・飲食利用不可)です。
※有効期限は半年になります。
※画像はイメージです。
- 申込数
- 36
- 在庫数
- 64
- 発送完了予定月
- 2021年3月
5,000円

【リターン不要の方向け】感謝の気持ちを込めた御礼のお手紙(5千円)
●感謝の気持ちを込めたお礼のお手紙を送付
いただいたご支援金は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いて全て活動内容に活用させていただきます。
※リターンをお届けしないかわりに、いただくご支援をできるだけ多くプロジェクト実施のために使わせていただくコースです。
- 申込数
- 72
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
10,000円

「SHARE BASE つむぎや」チケット(1万円)
「SHARE BASE つむぎや」でスペース利用に使えるプレミアム付きチケット(11,000円分・飲食利用不可)です。
※有効期限は半年になります。
※画像はイメージです。
- 申込数
- 36
- 在庫数
- 64
- 発送完了予定月
- 2021年3月
プロフィール
泉佐野市の中心市街地「泉佐野駅」エリア周辺の再生・活性化に取り組むため、行政と商店街や地元事業者などのまちづくりプレイヤーたちとの公民連携を通じて、持続した効果的なまちづくりを推進するため、設立されたまちづくり企業「バリュー・リノベーションズ・さの」です。










