【残り２日】八頭の獅子が出来るまでを画像でご紹介します

いよいよ残り2日です。本日は八頭の獅子が出来るまでを画像でご紹介します。

八頭の獅子は、八大明王をモチーフとしており、これは史上初の試みです。

中国の法門寺遺跡出土の金剛界曼荼羅に37尊と八大明王が同時に描かれており、

弘法大師が唐に渡った時期と極めて近い遺物ですので、これを典拠にしています。

八大明王は金剛界曼荼羅の37尊をより強く守護する目的で描かれたものと考えられます。

最初の獅子の設計図です。KSBの松本ディレクターが取材しているところ。

 

一頭目の獅子の木取りが終わったところ

彫刻作業をしている大森先生も今より若々しいです。

 

だいたい形が出来ましたが、まだカクカクしている子もいます。

組み上げたところです。

台座の下の部分の彫刻も進んでいます。

これは組み上げて光背の37尊の配置を検討していた頃

 

彫刻作業をほぼ終え、彩色を待つばかり

 

彩色が施されると、一気に生命感が宿ります。

最新の状態。さらに細部の彩色が充実し、より、迫力が増しました。

こうして画像を並べればあっという間ですが、

これまでに、構想期間も含めれば10年近い年月を費やしました。

 

非常に長い仏像造りですが、いよいよ来年の完成に向けてカウントダウン状態に入りました。

まだまだ完成までには大勢の方のご協力を必要としております。

最後までご支援宜しくお願いします。

ここまでご覧いただき、ありがとうございます。合掌