長友佑都 緊急企画:コロナで苦しむ"ひとり親"へ支援を届けたい

寄付総額

50,013,730

目標金額 50,000,000円

寄付者
1,999人
募集終了日
2020年5月11日

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2020年05月01日 12:00

残り10日。緊急全国アンケートから見えた保護者・子どもの不安

こんにちは、ひとり親支援プロジェクト実行委員会です。
4月24日にスタートしたクラウドファンディングは、募集終了まで残り10日となりました。

 

ありがたいことに、ここまでご支援してくださった方々は900人を超え、現在、目標金額の40%にあたる2,000万円に到達しました。


ご支援、拡散してくださった皆さま、本当にありがとうございます。

 

本プロジェクトの運営事務局の一員である認定NPO法人フローレンスでは、政府の「一斉休校」要請後、初となる10,000人規模の全国ニーズ、リスク調査を行い、その結果をHPにて公表しています。
 

3月6日(金)の調査開始から、わずか4日間で全国から10,504件の回答が集まり、そのうち、休校・休園対象となったお子さんのいる保護者から8,339件の回答を得ることができました。

 

【一斉休校に関する緊急全国アンケート 概要】

・実施期間:3月6日(金)16:30~3月9日(月)正午まで
・対象:一斉休校措置に伴い、お子さんの通う学校が休校になった全国の保護者
 ※保育園や幼稚園が休園になった保護者も含む
・総回答数:10,504
・有効回答数:8,339(総回答数のうち、上記対象者に該当しない回答を除いた数)
・後援:一般財団法人村上財団
・告知協力:ママリ

 

 

|| アンケート結果サマリ

 

1.休校措置に対して、68.1%・5675人の親が「とても困っている/困っている」 


中でも、未就学児~小学校高学年までのお子さんがいらっしゃる家庭では「とても困っている/困っている」が7割を超えます。また、ひとり親世帯(親と子の2世代で生活)では「とても困っている/困っている」が73.4%、世帯年収300万円未満の家庭では75.2%と、困り度が全体よりやや高くなっています。

 

2.「臨時休校・休園の影響として困っていること、心配なこと(複数回答)」は子ども達への負担


親の就労や預け先がない問題に関する声よりも、子どもたちへの身体的・精神的負担を危惧する声が多く集まりました。
 

 

3.「行政や民間企業による支援策として、どんなものがあったら助かるか」

 

子どもに居場所と学習支援を 子ども達が日中安全に体を動かす場所がないこと、学習の遅れに関する支援を求める声が多く集まりました。
 

 

 

なお、小学1-3年生では「預かり先(学校、学童保育など)での給食提供」が全体より10ポイント以上高くなり、中高生では「学校の授業の遅れを補填する公的な教育支援」が1位となりました。世帯年収が500万円未満の層や、非正規雇用の層(契約・派遣社員、パート・アルバイト)では「支出の補填」「所得補償」へのニーズも全体と比べ高くなっています。

 

4.世帯年収によるニーズの差と、世帯年収の低い家庭の子ども達の孤立リスクが明らかに


47都道府県から様々な属性の保護者(9割が母親)が回答しましたが、エリアによるニーズの違いはあまりなく、世帯年収によるニーズの違いが明らかとなりました。具体的には、世帯年収の低い保護者において「支出の補填」「所得補償」へのニーズが高く、現在外部の支援サービスを使えていないことがわかりました。また、在宅勤務など就労先の支援が整っておらず、子どもが1人で留守番をしている割合も世帯年収の低い家庭で顕著でした。

 

 

|| アンケート結果報告


1.休校措置に対して、68.1%・5675人の親が「とても困っている/困っている」と回答しました。
 

 

中でも、未就学児~小学校高学年までのお子さんがいらっしゃる家庭では「とても困っている/困っている」が7割を超えます。

 

また、ひとり親世帯(親と子の2世代で生活)では「とても困っている/困っている」が73.4%、世帯年収300万円未満の家庭では75.2%と、困り度が全体よりやや高くなっています。

 

2.「臨時休校・休園の影響として困っていること、心配なこと(複数回答)」は、「子どもが運動不足になること(69.9%、5829人)」、「休校・休園自体や友だちと会えないことによる子どものストレス・心のケア(56.8%、4734人)」、「学習に遅れが出ること(56.6%、4721人)」、「子どもの日中の居場所・遊び場所がないこと(50.6%、4218人)」。

 

親の就労や預け先に困る声よりも、子どもたちへの身体的・精神的負担を危惧する声が多く集まりました。

 

このほか、未就学児では「家事や育児の負担が増えること」、小学校1~3年生では「学校や学童に行けるものの、環境が十分でないこと」が全体よりも10ポイント以上高くなっています。
 

 

3.「特に困っていること・心配なことについて、その理由や具体的なエピソードを教えてください。」では、以下のような回答がありました。(一部抜粋)

 

- - - - -


<外出できない状況、それに伴う運動不足>

 

「外出できないのがかわいそう。休日に子どもと外に出たら5日ぶりに家の外に出た!と喜んでいた。ずっと家の中だとストレスが心配。」

「子供のストレスと運動不足が気になります。 これまでなかった些細なことで怒ることがあり、心配です。 子供の心の声を聞いてあげられる親以外の存在が欲しいです。  遊びに行く所も、一緒に行くお友達もいないので、ずっと家にいて、本当に運動不足が心配です。」

 

<子ども・親のストレス>

 

「環境の変化についていけず、元々あったパニック障害が余計にひどくなりました。」

「6年生の子が、残り○日とカウントダウンして小学生生活をしていて休校が決まった日は、泣いてその後に壁などを蹴ったりあばれました。情緒的に不安定な子で月に数回カウンセリングに通っています。両親ともに休めない仕事で側にいてやれずかなり不安定になっています」

「家庭が荒んで、こどもをかなり強く怒鳴りつけてしまいました。あと少しで手が出るところでした。この一線を超えてしまう親もいるのではないかと思い戦慄しました。」

「そもそも情報が錯綜しており、大人の私も混乱しています。 子供たちの些細なケンカで私もイライラします。 上の子はお友達に会えないことがストレスのようで、下の子への言葉がいつも以上にキツくなっています。 双子のケンカは日常茶飯事ですが、頻度が格段に増えました。 仕方がないのはわかります。 私は専業主婦ですが、家にいるから子供たちを24時間みることができるのかといわれたらそんなことはないのです。 親も息抜きをする時間も場所もありません。 これは虐待が増えるのも仕方ないことだな…と思っています。 子供を家に閉じ込めているということはそれくらい危険なことだと思います。」

「全てがストレスだけど、環境が変わるのが1番のストレスです。 今回の休校で虐待しそうになる精神状態ギリギリの人は増えると思います。 その辺のケアもしっかりして欲しい。」

「突然の休校による鬱病の悪化。 子どももグレー児で父親からの育児放棄、置き去りによるPTSD持ちなので、一人で在宅できない。」

 

 

<子どもの居場所がない・周囲の理解不足>

 

「厚生労働省では公園での外遊びなどはむしろ推奨していると聞きましたが、それが十分周知されておらず、近所からの全く的外れな苦情を学校側が鵜呑みにして、教員が近所を見回って帰宅を促すようにまでなっています。メンタルケアが必要だと感じました。」

「年長の子を連れてスーパーで食料品の買い物をしていたところ、80歳くらいの方に『まったく!子どもは出歩くなって言われているでしょ!』と怒鳴られました。それからは怖くて、家にこもっています。一斉休校をきっかけに子どもの人権が侵害されていることがとても悲しいです。」

「子供だけで出歩いていると教育委員会に通報されたり、子供がまるで病原菌のように扱われること。」

「マスクをつけて子供だけで、ゴミ出しに出ただけ、玄関でバットの素振りをしていただけなのに知らないおじさんになんで外にいるんだとどなられた。」

 

<経済的な不安>

 

「 新型コロナに関しては恐ろしいと思っていますが、それよりも生活が破綻しそうで恐ろしいです。」

「夫の収入が途絶えたことです。 ただでさえギリギリでやって来たのに、もう生活できません。」

「派遣社員で勤務しています。 保育園の都合で仕事をお休みすると、収入保障は適用されません。 有給も小さい子供が病気をした際に使い切ってしまい、働きに行けない事で収入が激減して今後の生活にとても不安を覚えます。」

「給食がない事で、食費が普段の倍ほどに… ひとり親家庭の我が家ではかなり困っています。お米の減りが早すぎる。 助けて」

 

<学校や学童に行けるものの、環境が十分でない>

 

「朝から学校、午後は学童が預かってくれています。しかし、学校は約5時間半の間、私語禁止、休憩時間等もなくずっと自習です。弁当を食べる時ですら私語禁止。低学年の子供がそんな状況を2週間も続けるのは無理。せめて休憩時間を入れる等の時間管理くらいしてほしい。嫌がる子供を学校に連れて行くのが辛いです。」

「共働きのため、臨時休校中は特別預かりでの小学校に娘を預けました。教室はドアと窓を終日全開。窓際の席を指定された娘が『寒い』と訴えても閉めてはいけないからと、ダウンコートを着たまま自習。 ●会話禁止。喋ってはいけない、笑ってもいけない。無言の教室。 ●お弁当はもちろん無言でたべる。席を移動してはいけない、一人きりで食べる。 ●休憩時間は5分、トイレに行くだけ。 ●他のクラス行けない。 ●友達と喋れない。もちろん遊べない。 ●運動場で遊んではいけない。 ●両手を伸ばしてぶつかる距離に、お互い近付いてはいけない。 ●図書室は読書時間たったの10分 ●寒さに耐え、無言で、ただただ8:30-15:30の時間が終わるまで自習を続ける。緊急対応で学校も混乱しているのかもしれませんが、親としてこのような状況を聞かされるのはとても辛かったです。 」

 

<安全面での不安>

 

「1人での留守番。それを狙ってか、早速セールスか不明な電話が自宅にあった。(普段から電話に出ないように言っていたが出てしまった)留守番家庭と分かってしまって、私も子どもも少し不安。電話に出ないように。来客も対応しないように言ってる。ほぼ軟禁業態に感じる。」

「3年生までは学童があるけれど、4年生の娘は、今までも地震や不審者が来た時など心配なので、1人で留守番させたことがないため、とても困ります。そのためどこかに預けるしかなく、本当に困ります。 4年生以上は1人で留守番ができると思われる基準がわかりません。ひとりで昼食を作ったりストーブや火の心配もあるし、不審者も心配です。 一番心配なのは、地震などの自然災害です。」

 

- - - - -

 

 

4.「行政や民間企業による支援策として、どんなものがあったら助かるか(複数回答)」では、最もニーズが高いのが「日中の子どもの居場所・遊び場の提供(52.5%)」、次いで「学校の授業の遅れを補填する公的な教育支援(50.2%)」「休校・休園対応のためにかかる支出の補填(39.8%)」、「お弁当や簡単に食べられる食品などの配送サービス(36.0%)」。
 

 

小学1-3年生では「預かり先(学校、学童保育など)での給食提供」が全体より10ポイント以上高くなりました。中高生では「学校の授業の遅れを補填する公的な教育支援」が1位となりました。

 

世帯年収が500万円未満の層や、非正規雇用の層(契約・派遣社員、パート・アルバイト)では「支出の補填」「所得補償」へのニーズも全体と比べ高くなっています。
 

 

5.「臨時休校・休園にあたって既に利用しているサービスやご家庭で対応していること」については、「子どもの昼食を用意している(64.4%、5367人)」が最も多く、次いで「本や学習教材(33.6%、2802人)」「子どもだけで長時間留守番させている(32.7%、2729人)」。
 

 

現状の対応としては、全体の3割強が「子どもだけで長時間留守番させて」おり、小学校4-6年生以上やひとり親(親と子どものみで生活)の層ではその割合が5割弱となっています。
 

 

学童などの預かり施設や家庭外サービス利用の割合よりも、自宅内、家族内での対応の割合が高くなりました。休校によって中止となった給食・授業のしわ寄せが家庭内に集中していることがわかります。

 

利用しているサービスとしては、「本や学習教材」「オンライン学習コンテンツ」「学童保育などの一時預かり施設」が多く、世帯年収が低いほど、外部サービスの利用率が低い傾向にあります。
 

 

※アンケート記事:https://florence.or.jp/news/2020/03/post38598/
 

 

 

緊急事態宣言が発令されて1ヶ月近くが経過。5月末まで期限の延長が検討され、全国各地で休校延長が決定した学校も増えてきました。苦しい状況はこれからも続きます。

 

特に育児と仕事を一手に担う、ひとり親家庭に大きなダメージを与えています。

 

全国で今サポートが必要なひとり親家庭へ、いち早く、少しでも多くの家庭へ支援を届けるために、いま皆さんからのご支援が必要です。

 

拡散のご協力も大きな一歩に繋がります。どうか、引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

ギフト

3,000


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・お礼のメール
・プロジェクトについての報告レポート(メールにて7月中に送付)
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※複数口でのご支援も可能です。
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10,000


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