【動画4】不審者情報は親子で共有されいるのに、痴漢の実態は？

 

今日は、動画を掲載します。

 

私は、痴漢抑止活動を始めた時に気づきました。

 

大人は、幼児には「知らない人についていっちゃいけない」「お母さんが呼んでいるから車に乗りなさい といわれても乗っちゃいけない」と教えるのに、生まれて始めて電車通学をする子どもに「電車内には痴漢がいる」を伝えないまま、ラッシュの電車に送り出している！　

 

電車内の痴漢が何をしてくるのか？
被害に遭う危険性を減らすためには、どうしたらいいか？
もし、痴漢にあった時はどうしたらいいか？

 

そうしたことを、何も教えずにいる……。

 

痴漢問題に関して、男女の間で認識の差が大きいのは2015年頃には言われ始めていましたが、実は親子間でも情報の共有はできていなかったのです。

 

当センターに取材にいらした記者さんが、
「うちの娘は、何も言ってこないので、まだ大丈夫だと思うのだけど……」とおっしゃっていました。

 

私が間髪いれずに「あなたは、痴漢に遭ったとき、母親に相談しましたか？」と尋ねたら、はっ！ として「言わなかった」と呟きました。

 

似たような事例は、いくつもあります。

 

情報を共有し、何かあったら「相談（報告）してね。あなたの味方だからね」と事前に伝えておくのは、子ども達を性犯罪から守るために重要だと私達は考えています。
 

だから、情報共有ツールとしてアニメーションを制作しようとしています。