優良家庭犬への道～シード～

当会の看板犬「シード」

 

センターに収容される前、捕獲しようとした警察官を咬んでしまい「殺処分対象犬」となっていました。

 

 

犬舎の奥に固まって低い唸り声を上げていましたから、一見怖いですよね(^-^;

でも、この瞳を見るかぎり決して狂暴な子ではないと感じたんです。

それに、警察官に捕獲される時、シードと一緒に行動してた（一緒に棄てられたのかな？）ワンちゃんがいて、その子を守ろうとして咬み付いたんじゃないかと思ったんです。

 

メンバーに相談して、一緒に犬舎から出してみましたら、なんと！やはり！

怖がっているだけで全く咬まないし、逆に、とっても優しくて賢い子なんだって思いました。

 

でも一度「殺処分対象」になってしまった子はそれを覆すのは難しいんです。

 

全国にはこうして誤解されたまま「殺処分」されてしまう子たちも結構いるんじゃないかと・・・

思います。

 

咬み犬と言われ「処分対象」となった子たちをどうしたら助けることができるのか、「殺処分０」を目指すなら、そんな問題行動がある「一番処分に近いところ」にいる犬たちをどう救えるかが課題となります。

 

助けて終わりではなくそこから始まるストーリーがある！

 

どの命も諦めない！

 

 

咬み犬と言われ命の灯が消されかけていたシードですが、今は、こんな素敵な笑顔で訓練も頑張っています。

 

12月17日(日)には「優良家庭犬」の試験を受けるまでになりました！

合格するかどうかはさておき(笑)　ここまでこれたことが凄い！！

 

もし、合格したら、保護犬として優良家庭犬となるのは、中国地方では初めてのことなんだそうですよ！

緊張してるのは、きっとシードではなく、相棒の延堂（当会副理事長）の方でしょう(笑)

 

 

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シードの家庭優良犬への道！&可愛い訓練っ子たち♥blog

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