シロワニとの遭遇ポイントを紹介！〜後島 編〜

 

シロワニとの遭遇ポイント「後島」

 

みなさんこんにちは！
マリンコンダクター エスコートのガイド、宮田仁成です。

 

 今回は父島から北へ90分ほどケータ列島最南端の嫁島にあります【後島】について紹介させていただきます。ここはGW頃から8月いっぱいくらいまでの間に開催されるケータツアーにてご案内させて頂くことができる期間限定のポイントです。

 

 

自然が作り上げた大きなクレパスや、大きな岩が重なり合ってできたアーチなど地形がダイナミックです。浅い場所ではソフトコーラルが彩り、アジ系の回遊魚やゴマテングハギモドキ、ウメイロ、クマザサハナムロなどの群雄系の魚も多く、ボトムからトップまで見所の多いポイントでもあります。エスコートではよく水中でイルカに出逢えるポイントの１つでもあります。

 

 

ここで観察ができるシロワニは水深約25ｍにある大きなアーチの下にいることが多く、ガイドがまず確認をしに行き、いることを確認した後シロワニにプレッシャーをかけないように着底をしてゆっくり観察をしています。

 

 

アーチの中にいない時は外側や岩場を移動している時もありますし、全くいない時もあります。移動しているシロワニを見つけた時でも、ここは水深も深く潮流の影響を受ける場所なので無理に追いかけ回すことなく行動を見守るのがベストだと思っています。シロワニは行動がゆっくりしているのんびりな生き物だと思っていますので、こちらも意識してゆっくり接することができるようにしています。

 

 

夏時期だけのダイバー限定ポイントなので海況によっては行くことができない場合もありますが、桟橋から見るシロワニとは一味も二味も違った“ど迫力”をお楽しみいただいております。

 

もっとシロワニの生態を知り、種の保全ができればと思っています。これからも海の中からのサポートをしていきますので、皆様も是非本プロジェクトを通してサポートしていただければ嬉しいです！