就活リサーチ No. 002

今回インタビューしたのは、赤田 佳奈絵さん。100人で旅をする学生団体PEPTを立ち上げ、世界中1万人の出会いを紡ぐステッカーをつくるプロジェクト！を推進中。

彼女が就活に違和感を覚えたのは、大学3年の12月。就活が解禁したときです。その前の夏にサマーインターンを経験したときは、周りの学生の能動的な姿勢に大きな刺激を受け、学びの多い体験になったと言います。

しかし、12月にそれぞれの企業の説明会に出ると、周りの学生がどうも受動的に見えたのです。

HPを見れば載っているような説明に真剣に耳を傾け、言われるがままにエントリーシートを提出する。本当にそれで企業の実態を見ることができるのだろうか。そう疑問に思ってしまったそうです。

これからの人生の大部分を費やす会社に、もっと個々人が積極的にアプローチする必要がある。活動的に学生時代を過ごし、多くの人と関わってきた彼女だからこそ言える言葉なのだと思いました。

そんな彼女は今、大学を休学中。10月からは前述した１万人の人にステッカーを届けるため世界を回るそうです。

さらに世界を広げた彼女の話を聞いて、もっと自由に就職を捉えることのできる若者が増えたら素敵ですね。

＜水野健太＞