日本のカピバラの血統と未来を守りたい|袖ヶ浦ふれあいどうぶつ縁

日本のカピバラの血統と未来を守りたい|袖ヶ浦ふれあいどうぶつ縁
日本のカピバラの血統と未来を守りたい|袖ヶ浦ふれあいどうぶつ縁 2枚目
日本のカピバラの血統と未来を守りたい|袖ヶ浦ふれあいどうぶつ縁 3枚目
日本のカピバラの血統と未来を守りたい|袖ヶ浦ふれあいどうぶつ縁
日本のカピバラの血統と未来を守りたい|袖ヶ浦ふれあいどうぶつ縁 2枚目
日本のカピバラの血統と未来を守りたい|袖ヶ浦ふれあいどうぶつ縁 3枚目

支援総額

10,912,087

目標金額 9,000,000円

支援者
732人
募集終了日
2024年7月26日

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第一目標達成のお礼とネクストゴールへの挑戦について(7/22 追記)


この度は、袖ヶ浦ふれあいどうぶつ縁のクラウドファンディングに、たくさんのあたたかい応援メッセージとご支援をいただきありがとうございます。おかげさまで、7月22日に第一目標金額900万円を達成しました。

 

いただいた応援コメントはどれもぬくもりにあふれており、愛情をたくさんいただきました。胸がいっぱいです。皆様のお声は、私たちの取組みが間違っていないという自信となり、更に責任をもってこの活動を全うする使命を感じています。これほどたくさんの方々が、大きなご支援を下さりスタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいです。改めて、心より御礼申し上げます。

 

今回挑戦した「All-or-Nothing」という方法は、目標金額に到達しないと全額返金になる仕組みのため、まずは、カピバラ家族が安心安全に暮らせるよう、施設の拡張、見守りカメラの設置を第一目標の主な項目に掲げました。またリユースソーラーパネルなど、資金的にも環境にも配慮して設定しました。

 

今回の活動を通して、こんなにも大きな大切な資金をご支援いただけたことは本当にありがたく、一円たりとも無駄にしてはいけないと思います。

 

そこで、当初設定していた第二目標の予算を精査いたしました。具体的には、来縁された方は目にしたことがあるかもしれませんが、縁長自らできることは自分でしていきます。
 

また、当初予定していた展示スペースについても、業者を入れずにファンの方とともに作っていければと考えています。その結果下記の通り修正いたしました。
残り数日ですが、第二目標達成に向けて引き続きご支援、拡散のほどよろしくお願いいたします。

 

第二目標金額:1,200万円 ⇒ 修正:1,080万円

 

【内訳】
①レクサスのために:200万円 ⇒ 修正:105万円
・新たな家族にとけ込むためのサポート(別途小屋や仕切りの作成)
・レクサスのこれまでを辿る展示スペース
⇒展示スペースの工事は打ち切り。スタッフにて受付スペースの一部を改修。

 

②見守りカメラの充実:100万円 ⇒ 修正:40万円
⇒機材を購入し、縁長自ら施工。

 

③その他諸経費、手数料等:35万円

 

 


 

 国内のカピバラの血統を守りたい
~種の適切な保全のために~

 

日本のカピバラは、血縁が近い個体同士の繁殖により血が濃くなってしまっています。この状況を少しでも良くしようと、ふれあいどうぶつ縁は2020年12月の開園時、海外からオスとメスをお迎えしました。

 

お母さんのマリーはこれまで3回出産し、合わせて11頭の子どもが生まれました。そのうち5頭は、新しい血を広めてほしい!という想いで他の飼育施設に送り出しています。

 

今後の課題は、せっかく海外からお迎えしたのに、このまま同じ部屋で飼育し続けると家族間で繁殖してしまう可能性があることです。また他の血縁の個体とお見合いするには、移動などに膨大なコストがかかってしまいます。それに、そのためのスペースも十分に確保する必要があります。

 

私たちはその課題を、カピバラの子どもたちが大人になる前に施設を拡張・改善し、のびのびとブリーディングできる環境を整えることで解決したいと考えています。また、国内に新しい血統を広めるため、ゆくゆくは他の施設からメスをお預かりして繁殖させたいと思っています。

 

しかし、これまでコツコツと施設を手作りしてきましたが、仕事の合間に自力で頑張ったとしても完成まで半年~1年ほどが見込まれ、カピバラが大人に成長する前までに間に合いません。

 

この取り組みはふれあいどうぶつ縁の利益につながるものではないので、工事業者に依頼する費用の捻出は非常に困難です。そこでこの度賛同いただける方々からご支援を募らせていただくこととなりました。彼らがより良い環境でのびのびと暮らす姿をお客様にお届けしたいと考えております。何卒ご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

 

縁長 国立 路加

 

 

目次

 

|袖ヶ浦ふれあいどうぶつ縁について
動物たちとの
ふれあいを通して「縁」を育んでほしい

 

千葉県袖ケ浦市にある袖ヶ浦ふれあいどうぶつ縁(運営:株式会社RKMAX)は、人と動物の縁を育むことをテーマにしています。ゆったりとした環境に約30種類の動物たちが暮らしています。2020年12月、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け閉園を考えていた施設を引き継ぎオープンしました。

 

東京ドーム2個分の敷地を活かし、他の動物園では味わえない自然に近い環境でふれあいの時間をご提供しています。

 

 

この施設を引き継ぐことになったのも、今まで動物に携わってきた縁。人と人、人と動物、動物と動物、全てに「縁」を育んでいただきたく「ふれあいどうぶつ縁」にしました。ほぼ全ての動物と触れあい、エサやり体験ができるので、動物たちの温もりやにおい、毛の質感、鳴き声などを感じることができます。​

 

 

 

動物たちの健康が最優先​

 

動物たちに、いつも新鮮でおいしいものを食べてもらいたいので、できる限り牧草や野菜を自家栽培しています。夏はシャープな身体をキープし、冬は寒さに耐えられるよう、時期にあったものを適切に配合しています。また乾草屋さんの倉庫に足を運び、自ら品質を確かめています。

 

毎日エサを十分に与えているため、お客様からいただく販売用のおやつを食べない時もありますが、彼らの健康が最優先です。

 

 

 

 

|動物が快適に暮らせるように​
「一から手作り」人手が足りず大変だけど楽しい!

 

オープンしたのは新型コロナウイルス感染拡大真っ只中。お客様ほぼ0名のスタートでしたが、動物たちのことを第一に考え、小屋も遊具も手作りで立ち上げました。少しずつしか作業ができませんが、のびのびと暮らしている姿を見ると疲れが吹き飛びます。

 

 

 

|プロジェクトの背景/目的
カピバラの家族がのびのびと、一緒に暮らせるように… 

ふれあいどうぶつ縁には、現在7頭のカピバラファミリーが暮らしています。ゆったりのんびり過ごす姿はとても愛らしく、ほのぼのとした気分にさせてくれる人気者です。

 

見た目は穏やかに見えますが、相性が悪いと喧嘩をしてケガをすることもあります。動物たちはストレスを抱えても人間に伝えるすべがありません。アニマルウェルフェア(動物福祉)の観点からも、彼らがのびのびと暮らせるよう環境を整える必要性を感じています。

 

 

「ここにいる動物たちにのびのびと負担なく過ごしてもらいたい」というのが私たちの思いです。日本はアニマルウェルフェアの取り組みが遅れていると言われています。できることから少しずつ、ふれあいどうぶつ縁で実現したいと思います。

 

 

懸念されるインブリード

 

インブリード(※)、つまり近親交配により、動物が健康に生まれない可能性があることは非常に残念です。これを防ぐため、ふれあいどうぶつ縁はカピバラを海外からお迎えしました。そして「濃くなってしまった血統に新しい血を広めてほしい!」という想いで、これまで子どもたちを5頭送り出してきました。

 

 

※インブリード(近親交配):

動物が同じ部屋で暮らすと、家族間で繁殖する可能性があります。近親交配の問題点として、新生児の死亡率の増加(Ralls et al.,1988;Lacy et al.,1993)や精子の形態異常(Wildt et al.,1987;Packer and Pusey,1993)等が報告されています。ネズミの例では、近親交配によって尾や歯、首などの異常形質や、癌の発生が多くみられた研究結果があります。また実験用に同じ遺伝子を持つ個体を生み出すために、あえて20世代以上兄弟交配を繰り返している現実があります。

参考:ネズミの繁殖に関する研究,3.近親繁殖の系統に表われた白鼠及びハツカネズミの異常形質

   哺乳類における遺伝的劣化と絶滅

 

 

日本野生動物医学会誌:「動物園動物の累代飼育についての考察」より引用

「累代飼育」とは、何世代にもわたり繁殖させ、飼育することです。 つまり兄弟間で交尾・産卵させるわけです。 「インラインブリード」ともいいます。

最近は, 動物園でも種保存事業が重要視されるようになってきた。そのためには, 動物園動物の累代飼育繁殖に力点を置く必要がある。しかし, 累代繁殖を続けていくと, 幾つかの問題が生じてくる。その問題点の主なものは, 動物舎の汚染による感染症の発生, 個体の早熟化, 骨密度の低下, 体格の矮小化と体形の微妙な変化, 毛色の変化, 人工飼育動物でしばしば認められる, 社会性の欠如による繁殖障害, 集団の活性度の低下などである。これらのことは, 既に順化された動物の家畜化の経過の中で生じたことと同様であると思われる。動物園は野生動物が本来もっているものをできるだけ維持しようとするならば, 家畜化現象は好ましいものではない。一定面積の動物舎での適正飼育頭数を把握することは, 集団の健康管理上大切である。過密になれば新生子の死亡率は高まるし, 動物舎の汚染も進み, 感染症も発生しやすくなる。早熟化は, 多くの動物種に認められるし, 骨密度の低下は, 矮小化や体形の変化を招き易い。異種の動物に刷り込まれてしまう現象は, 人工哺育や人工育雛を行う場合, 特に注意を要する。基礎個体が少ない集団は, そのままにしておくとたとえ一時期繁殖成績が上がっても, 次第に衰退していく。活性化をはかるためには新規個体の導入が必要である。

 

 

レクサス君をカピバラの群れに戻そう!

 

生まれてきた子どものうち一頭が、すぐに自力で立ち上がれず人間の手で育ちました。これまでさまざまな動物の人工哺育に成功してきましたが、彼は神経症状の恐れがあったので当時はとても不安でした。今はまだ、カピバラ同士のコミュニケーションをしっかりとることができないので、大人のお父さん・お母さんと一緒に過ごすことが困難です。たまに様子を見ながら家族に会わせていますが、普段は一緒に育った看板犬のそばで暮らしています。

 

 

犬のけんじ君と仲良く遊ぶ姿は微笑ましいのですが、レクサス君の幸せのためには家族のそばでカピバラの社会性を学ぶことが最良です。また、彼が子孫を残してくれたらこれほど喜ばしいことはないです。

 

 

人間の手で育ったカピバラを群れに戻すことは私たちも初めての経験です。手探りですが今まで30年以上飼育に関わってきた知識をフルに活かし実現していこうと思います!

 

彼の成長を見守るためにも、今回の工事でWEBカメラの設置を計画しています。実現した時には皆様もぜひ一緒に見守ってください。

 

※環境省「展示動物の飼養及び保管に関する 基準の解説」より引用

親が子を育てない場合、やむを得ず人工哺乳や人工育雛で、飼養保管者によって子や雛を育てなければならないことがあります。哺乳類でも鳥類でも人が育てると、その種としての行動を発現できないまま成長し、種としての社会性を失った個体になってしまうことが知られています。

 

 

 

 

 

|皆様と実現したいこと
子どもたちが大人になる前に!

 

子どもたちが成長して繁殖できる体になる前に、施設を拡張・区分けしてあげたいのですが人手や資金が不足しています。また、カピバラたちをどこからでもどんな時でも見守れるようにして、安心安全に過ごしてもらえるようにカメラの設置を行いたいと思っています。

 

皆様のご支援、ご協力を心からお願い申し上げます。

 

 

 

【現在の飼育エリア】

ゾーン①​ お父さんとお母さんが生活するエリア(親子間の交配を避けるため)

 

【拡張計画】

ゾーン②​ 子供たちが生活するエリア(喧嘩を防ぐ区分けの役割もあり)

ゾーン③​ ほかの施設からメスをお預かりして繁殖をするスペース(濃くなってしまった血統に新しい血を広めるため)&レクサス君が家族のそばで暮らすエリア

 

 

 

 

 

 

 

第一目標金額:900万円

【内訳】

①環境整備のための施設拡大工事:400万円

 ・2区画増設

 ・プール、小屋

②見守りカメラ(※1):250万円

 ・電気の幹線工事、LAN延長工事

 ・カメラ、レコーダー、モニターなど

③快適な生活のための設備:163万円

 ・リユースソーラーパネル(※2)、ソーラー温水器(※3)、施工、設置工事

④その他諸経費、手数料等

 

※1 見守りカメラ:

離れたところから新生活を見守るネットワークカメラ  

※2 リユースソーラーパネル:

導入のコストを抑えるとともに、廃棄問題となっている中古のソーラーパネルを活用

※3 ソーラー温水器:

湯冷めしない程度にプールを温めるソーラー温水器の設置

 

 

 

第二目標金額:1,200万円 →1,080万円

【内訳】

①レクサスのために:200万円 →105万円

 ・群れに戻るためのサポートにかかる費用

 ・レクサスのこれまでを辿る展示スペース

②見守りカメラの充実:100万円 →40万円

 

③その他諸経費、手数料等 35万円

 

 

 

 

|目指す未来
動物たちの未来に貢献する

 

カピバラの幸せのために

 

カピバラは犬や猫のように登録の義務がなく、特定のブリーダーや国内で繁殖した個体の子孫などがほとんどで、国内・施設内インブリードが問題になっています。それを防ぐためにオスの去勢が行われている現実もあります。一時血統登録をする制度がありましたが、現在は種別調整から外れ曖昧になっています。

 

彼らの血統を守っていくには国内の飼育施設と協力し合い、血縁が遠い個体同士の交配が必要です。しかし現在は公益社団法人の協会に加入しないと個体を移動することができないため、民間の施設は高いお金を払って対応しています。私立の動物園や我々のような小さな施設には、とても高いハードルです。そのため、個体を移動するのではなく一定期間個体を貸出す「ブリーディングローン(※1)」が広く導入されることを願っています。

※1 ブリーディングローン:

動物園や水族館などで行う動物の貸借制度。種の保存のため、希少動物を貸し借りして繁殖の環境をつくるもの。主に動物の所有権は残したままで、生まれた子どもは貸し手と借り手で分配する。

 

ふれあいどうぶつ縁は、彼らを守っていくため交換や譲渡を惜しみなくお受けします。お別れの時は家族と離れて寂しくないか、移動先で打ち解けられるか心配ですが、新しい血を広めてほしいという想いで取り組んでいます。将来的には血統登録により個体が管理され、正しい繁殖ができる仕組みを作っていきたいと考えています。

 

 

より良い施設を目指します

 

1から手作りのどうぶつ縁。今後も動物たちのために、より良い環境にしていきたいと思っています。​ほぼ一人で作業しているので少しずつですが、今もヒヨコのふれあいゾーン、モルモットふれあいゾーンを拡張しています。​袖ケ浦ふれあいどうぶつ縁は都会の喧騒を忘れ、豊かな自然のなか動物と身近にふれあい、リフレッシュできる場所として今後も成長して行きます。​

 

 

 

|代表メッセージ
皆さまへ

 

■ 國立 路加:縁長


動物の仕事を始めて30年が経ちました。私のモットーは「動物の仕事をする人間は一生半人前」。言葉でコミュニケーションをとれる人間同士でも相手の心の奥底まではわからない。動物との関わりあいは全てが憶測でしかなく、正解は動物だけが知っています。少しだけ正解が見えてきた気がしますがまだまだ半人前です。今後も動物たちや、遊びに来てくださるお客様のためにより一層精進して行きたいと思います

 

 

いただいた応援メッセージ

 

 

■ カピバラ写真家 渡辺 克仁様


私は、ほぼ全国のカピバラを飼育する動物園や水族館を、18年にわたり見学・撮影しています。「おすすめの動物園を教えてください!」と質問をいただく機会が多いのですが、昨今は解答の中に「袖ヶ浦ふれあいどうぶつ縁」が必ず入ります。
 
他の施設では味わえない異空間。ここは千葉なのか?と思うほど。
山や緑に囲まれた自然あふれる環境にいると、聞こえてくるのは風と動物達の鳴き声だけ。土と青い草の匂いに包まれる放飼場…。そして毛並みが綺麗で体格の良い、可愛いカピバラ達。日常に疲れた時に訪れ、心をリフレッシュするのに最高な動物園なのです。
 
簡単に、健康的なカピバラが飼育出来ると思ったら大間違いです。真剣に、真面目に飼育しているからできること。放飼場の地面は土で野生環境に近く、部分的に雑草に覆われているのに、常に清潔を保っています。餌の大半は、動物達の排泄物を堆肥に活用して育てた牧草や野菜。また自生している雑草や竹などフレッシュなものばかり。スタッフの方々は1日に何回も放飼場に訪れ、カピバラ達に話しかけながら健康チェックをかかしません。真剣に真面目に…お金と時間が掛かることですが、カピバラや動物達の命と向き合う姿勢にいつも感銘を受けています。
 
今回のクラウドファンディングの目標は、放飼場を拡張するとのこと。カピバラは群れで生活する動物で、ボスのオス一頭、複数のメス、そして子供達で形成されます。問題は、オスの子供が生まれた場合は約10ヶ月で群れから外され、時にお父さん(ボス)に攻撃されることです。カピバラは定期的に出産があり、動物園は常に頭数を保つために、広い放飼場や複数の放飼場が必要不可欠です。


クラウドファンディングが達成したら、私たちはたくさんのカピバラ達に、そしてこども達に日常的にここで会えることでしょう。その日が来るのを楽しみに、袖ヶ浦ふれあいどうぶつ縁の國立縁長、そしてスタッフの皆様を私は応援致します。

 

 

■ 竹鼻 一也様

獣医師、博士(獣医学)
野生動物医学会動物園動物医学専門医
日本動物園水族館協会動物園飼育技師(上級)


ふれあいどうぶつ縁の皆様、そしてカピバラファンの皆様へ

 

この度、国内のカピバラの血統を守るための取り組みに賛同し、応援メッセージを送らせていただきます。

ふれあいどうぶつ縁の皆様が、日本のカピバラの血縁の問題を解決するために尽力していることに心から尊敬の意を表します。カピバラを迎え入れ、適切な繁殖環境を整えるために努力している姿勢に深く感動しております。

 

カピバラの繁殖には適切な飼育環境が必要不可欠であり、また、十分な飼育スペースの確保も重要です。施設の拡張・改善や他の血縁の個体とのお見合いは、ふれあいどうぶつ縁だけでなく、日本の動物園におけるカピバラ飼育の将来を見据えた、課題解決のため一歩となります。

 

カピバラたちにのびのびとしたブリーディング環境を提供し、国内に新しい血統を広めるための努力を続けることを心から応援いたします。一人でも多くの方々にこの活動を知ってもらい、支援の輪が広がることを願っています。

 

私もこの活動に賛同し、少しでも力になれればと思っております。皆様の温かいご支援をどうかよろしくお願いいたします。

カピバラたちの未来を共に守りましょう。

 

 

 

■ Capytonton 様


Hello this is Capytonton.
I am a capybara lover and I want all capybaras in this world to live happily and healthily. Recently the crowdfunding project of Sodegaura Fureai zoo has really touched my heart with the aim of providing a better living environment for the animals there. There is Marie's capybara family with her most famous son Lexus. They are cute capybaras but for some reason Lexus has to live separately from the family. 
I hope this project will be successful to bring happiness to all the animals there and maybe let Lexus live with his family again. Looking at the way the owners there treat the animals, I think they deserve the support of everyone.
Goodluck
🍀

こんにちは、カピトントンです。私はカピバラが大好きで、この世界のすべてのカピバラが幸せで健康に暮らしてほしいと願っています。最近、袖ケ浦ふれあいどうぶつ縁のクラウドファンディングプロジェクトに心を打たれました。このプロジェクトは、どうぶつ縁の動物たちにより良い生活環境を提供することを目指しています。カピバラのマリーファミリーには、有名な息子レクサスがいます。彼らはとてもかわいいファミリーですが、諸事情でレクサスは家族と別々に暮らさなければいけない状況にあります。

私はこのプロジェクトが成功し、そこにいるすべての動物たちに幸せをもたらし、レクサスが再び家族と一緒に暮らせるようになることを願っています。飼育員たちの動物への接し方を見ると、彼らは皆の支援に値すると思います。このプロジェクトの成功を祈っています。頑張ってください!🍀

 


 

Capytonton is a Vietnamese illustrator specializing in artwork featuring capybaras. Her creations are filled with humor and cuteness, earning her over 60,000 followers on Instagram and the adoration of capybara fans worldwide.

She captures the adorable essence of capybaras and other animals with exquisite deformations and delicate touches, expressing a unique world view. Drawing inspiration from her interactions with real capybaras, her love for these creatures is deeply reflected in her work.

Recently, Capytonton collaborated on a project to support the capybaras she loves at Sodegaura. Through this collaboration, her artwork has helped to spread the charm of capybaras to even more people, contributing to the expansion of support for these beloved animals.

カピトントンさんは、カピバラをモチーフにしたイラストを専門とするベトナムのイラストレーターです。彼女の作品はユーモアと可愛らしさに溢れ、インスタグラムのフォロワー数は6万人を超え、世界中のカピバラ好きのファンに愛されています。

カピバラや他の動物たちの愛らしい姿を、絶妙なディフォルメと繊細なタッチで描き、独自の世界観を表現しています。実際のカピバラとの触れ合いからインスピレーションを得て、その愛情が作品に深く反映されています。

今回、カピトントンさんは彼女が愛する袖ヶ浦のカピバラへの支援のため、自身のイラストを通じたコラボレーションに協力しました。この取り組みにより、彼女の作品はさらに多くの人々にカピバラの魅力を伝え、支援の輪を広げることに貢献しています。

 

 

■ 本橋 幸弦様

有限会社相模経済新聞社 代表取締役 


神奈川県相模原市で創刊53年になる「相模経済新聞」を発行している相模経済新聞社の本橋と申します。同縁の取り組みに賛同し、応援メッセージを送らせていただきます。

 

本紙にて、袖ヶ浦ふれあいどうぶつ縁のクラウドファンディングの挑戦を取材し、掲載させていただきました。同縁はコロナ禍で経営が苦しくなった前身のダチョウ王国の分園を2020年12月に引き継ぎリニューアルオープンしました。その際に、欧州オランダから3頭のカピバラを迎え入れ、現在では縁の顔として来場者の人気者となっています。しかし近年、全国各地の動物園では「カピバラの近親交配」が問題となっています。施設内で親子・親戚間で近親交配が進むことは動物にとって健全でなく、雄の去勢を行う例もあるといいます。
本紙の掲載記事はこちら(Facebook・Xでも配信):
http://sokeinp.com/?p=18789

 

ふれあいどうぶつ縁の欧州オランダから迎え入れたカピバラの血統は、カピバラを飼育する日本全国の動物園にとって「大変貴重な血統」であります。今回のクラウドファンディングは1つの動物園の問題ではありません。日本のカピバラの血統と未来を守ることに繋がります。しかし飼育施設の充実は、昨今の円高による建築資材の高騰、人件費の高騰により、かなり高い目標金額となっています。今回のクラウドファンディングの挑戦に皆さまのご支援をいただきたく、どうかよろしくお願い申し上げます。

 

 

■ 桃井 綾子様

竹島水族館 飼育展示係 


愛知県にある竹島水族館で飼育展示係をしている、桃井綾子と申します。
このたび、ふれあいどうぶつ縁さんの挑戦に賛同し応援メッセージを書かせていただきました。

 

日本で大人気になったカピバラは今では全国の色んな施設で見ることができるようになりました。ですが、最近はカピバラの飼育環境、特に血統管理が全国の飼育施設で大きな課題になっています。

 

カピバラは1回の繁殖で複数頭の子どもを産み育てることがあります。繁殖がうまくいけばいくほど、その子どもたちの繁殖相手を探すのが難しくなっていきます。いかにして適切な血統管理を行うこと、つまりは近親交配を防いで新しい血統を維持するかが重要になります。


竹島水族館でも過去にカピバラを飼育し、「何もしないカピバラショー」などさまざまな展示を行ってきました。たくさんの方にカピバラ達を愛していただきましたが、残念ながら現在は全頭が亡くなり展示を終了しています。
 

そこで今年の春先に新カピバラ展示に向けたクラウドファンディングに挑戦し、本当にたくさん方のお力添えをいただいて目標達成をすることができました。今まさに竹島水族館でも、より良いカピバラの飼育展示に向けた工事が進んでいます。そして、新しいカピバラをお迎えした時は、繁殖にも力を入れて、将来的に家族の群れをみなさまにお見せしたいと思っています。


カピバラの適切な血統管理は、10年後20年後も元気なカピバラ達を見るために必要なことです。そしてそのためにはより良い飼育場でカピバラ達が健やかに過ごすことが絶対不可欠です。ふれあいどうぶつ縁さんの大きな挑戦に、ぜひ、みなさんのお力添えをお願いいたします。

 

 

 


プロジェクトに関するご留意事項

○第一目標金額達成後のキャンセル・返金のご対応は、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

○支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

○本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://legal.readyfor.jp/guidelines/terms_of_service_index/terms_of_service/#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

プロジェクト実行責任者:
國立路加(株式会社RKMAX 袖ヶ浦ふれあいどうぶつ縁 縁長)
プロジェクト実施完了日:
2024年11月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

第一目標金額:900万円 【内訳】 1.環境整備のための施設拡大工事:400万円  ■2区画増設  ■プール、小屋 2.見守りカメラ(※1):250万円  ■電気の幹線工事、LAN延長工事  ■カメラ、レコーダー、モニターなど 3.快適生活のための設備:163万円  ■リユースソーラーパネル(※2)、ソーラー温水器(※3)、施工、設置工事 4.その他諸経費、手数料等 ※1見守りカメラ: 離れたところから新生活を見守るネットワークカメラ   ※2リユースソーラーパネル: 導入のコストを抑えるとともに、廃棄問題となっている中古のソーラーパネルを活用 ※3ソーラー温水器: 湯冷めしない程度にプールを温めるソーラー温水器の設置

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リターン

3,000+システム利用料


<7/23追加>体験で応援|どうぶつ縁オンラインファンミーティング

<7/23追加>体験で応援|どうぶつ縁オンラインファンミーティング

●どうぶつ縁オンラインファンミーティング 
クラウドファンディングの振り返り、工事の詳細や見通し、現在のカピバラや他の動物たちの様子などのご報告を含む懇親会を私たち主催者と皆さんとで開きたいと思います。
・1口につき1名のご参加
・2024年9月7日(土)19~21時
・オンラインのURL含め、詳細は2024年8月中にお送りします
※やむを得ない事情で日時を変更させていただく可能性もございますがあらかじめご了承ください

=上記に加え、=
●お礼のメール

申込数
17
在庫数
33
発送完了予定月
2024年9月

4,000+システム利用料


<7/23追加>【Capytontonさんコラボ】イラストポストカード

<7/23追加>【Capytontonさんコラボ】イラストポストカード

●Capytonton様イラストのポストカード

=上記に加え、=
●お礼のメール

申込数
8
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年9月

3,000+システム利用料


<7/23追加>体験で応援|どうぶつ縁オンラインファンミーティング

<7/23追加>体験で応援|どうぶつ縁オンラインファンミーティング

●どうぶつ縁オンラインファンミーティング 
クラウドファンディングの振り返り、工事の詳細や見通し、現在のカピバラや他の動物たちの様子などのご報告を含む懇親会を私たち主催者と皆さんとで開きたいと思います。
・1口につき1名のご参加
・2024年9月7日(土)19~21時
・オンラインのURL含め、詳細は2024年8月中にお送りします
※やむを得ない事情で日時を変更させていただく可能性もございますがあらかじめご了承ください

=上記に加え、=
●お礼のメール

申込数
17
在庫数
33
発送完了予定月
2024年9月

4,000+システム利用料


<7/23追加>【Capytontonさんコラボ】イラストポストカード

<7/23追加>【Capytontonさんコラボ】イラストポストカード

●Capytonton様イラストのポストカード

=上記に加え、=
●お礼のメール

申込数
8
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年9月
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