漱石の肉筆を後世へ!漱石文庫デジタルアーカイブプロジェクト
漱石の肉筆を後世へ!漱石文庫デジタルアーカイブプロジェクト

寄付総額

4,687,000

目標金額 2,000,000円

寄付者
217人
募集終了日
2019年12月26日

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2019年12月26日 21:57

【最終日です!】漱石文庫の重み

いよいよ、あと一時間となりました。

引き続き、よろしくお願いいたします。

 

漱石文庫を、当時の東北帝国大学で受け入れるにあたってのキーパーソンは小宮豊隆、そしてもう一人が阿部次郎でした。小宮豊隆と阿部次郎は漱石の旧蔵書の行方を案じ、日々議論を重ねていたそうです。

 

漱石文庫を東北帝国大学で受入れてからの事ですが、文庫受入れ記念の展示会を開催したそうです。

 

片平丁の図書館の1階北側の展示室で、「漱石文庫」受入記念の展示会が開かれていた。1年生の私が何げなく入って行くと、多くの図書が机の上に漱石書入れのところを開いて並べてあった。壁には子規から漱石に送った「あづま菊生けておきけり火の国に・・・」という歌賛をともなった掛軸などが見えた。そうして展示室の出口近くには紋付袴の正装をした阿部次郎教授が立っておられた。冬の盛りの寒い日であったが還暦に近い阿部先生は多くの漱石の図書を迎えて、あたかも漱石先生に侍立しておられるかのようであった。後で先生から教えられて、その紋付は阿部先生が漱石の遺品として夏目家から贈られたものと知った。

  原田隆吉「東北大学附属図書館「漱石文庫」の成立」より

 

阿部次郎の凛とした姿が目に浮かぶようです。阿部次郎も、漱石の蔵書を護ることを重い使命として感じていたのではないでしょうか。

 

東北大学附属図書館の「漱石文庫」が今あるのは、小宮豊隆や阿部次郎、そして多くの方の力によるものです。附属図書館のスタッフも、今回のプロジェクトを通して、漱石について、漱石文庫について、あらためて学びました。そして漱石文庫を護るという使命の重さにあらためて気づかされました。

 

 

今後も「漱石文庫」を大切に護るために、スタッフ一同より一層の注力をしていく所存です。お力添えをよろしくお願いします。

 

 

※ 写真は、大正から昭和初期にかけて発行された漱石全集。年季は入っているがまだまだ現役、貸出可です。

 

ギフト

3,000


alt

3000円コース(サンクスメール)

・サンクスメール
・寄附金領収書

申込数
79
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

10,000


1万円コース(漱石文庫オリジナルグッズ)

1万円コース(漱石文庫オリジナルグッズ)

・サンクスメール
・ポストカード3枚セット
・漱石文庫クリアファイル
・寄附金領収書

ポストカードの柄は全8種類から、3種類をセレクトいたします。
※柄はお選びいただけませんのでご了承ください。
クリアファイルは香日ゆらさんデザインのオリジナルロゴをあしらったシックなデザインです。

申込数
75
在庫数
324
発送完了予定月
2020年3月

3,000


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3000円コース(サンクスメール)

・サンクスメール
・寄附金領収書

申込数
79
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

10,000


1万円コース(漱石文庫オリジナルグッズ)

1万円コース(漱石文庫オリジナルグッズ)

・サンクスメール
・ポストカード3枚セット
・漱石文庫クリアファイル
・寄附金領収書

ポストカードの柄は全8種類から、3種類をセレクトいたします。
※柄はお選びいただけませんのでご了承ください。
クリアファイルは香日ゆらさんデザインのオリジナルロゴをあしらったシックなデザインです。

申込数
75
在庫数
324
発送完了予定月
2020年3月
1 ~ 1/ 11


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