「未来の隅田川」交流会についてのご報告②（道中の道中 17）

今回は、先日9/22に実施された「令和４年度隅田川サポーター拡大交流会『未来の隅田川』交流会」についてご報告します。

東京都が主催するこの取り組みは「隅田川をもっと素敵に！もっと楽しく！」をテーマに行政、民間事業者、地域住民が一体となって、これからの水辺空間の利活用について考え、未来のビジョンを描いていく取り組みです。

 

 

前回第１回目の交流会は、隅田川を縦断する遊覧船のなかで実施されましたが、第２回目となった今回の会場は、両国リバーセンター前の高架下の大階段。

日が沈み、すっかりあたりが暗くなった夕方18時。ビルやマンションの室内灯が水面にゆらゆらと反射している隅田川を真正面に望む会場で、隅田川流域における文化・芸術交流の未来を想像する場が開かれました。

 

 

当法人代表の清宮がコーディネーターを務めた今回の交流会には、すみだ北斎美術館の開館を機に2016年より墨田区が展開しているアートプロジェクト「隅田川 森羅万象 墨に夢」（通称：すみゆめ）の統括ディレクター荻原康子さん、「音」をテーマにしたまちなかアートプロジェクト「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」のディレクター吉田武司さんがゲストとして参加し、日ごろ隅田川を舞台とした文化・芸術活動に取り組まれている3名を中心としたディスカッションが行われました。

 

また今回の交流会では、参加者同士の意見交換の時間が設けられ、「隅田川でこんなことができたらいいな！」をテーマに、隅田川に因んだ妄想企画を参加者同士で共有し合いました。参加者からは「隅田川でのプロジェクションマッピング」や「隅田川EXPO」、「隅田川ナイトクルージング音楽祭」などなど、斬新な妄想企画が提案されました！

さらに、その妄想を実現させる過程で障壁となるであろう具体的な課題についても参加者との意見が交わされ、アイデアをカタチにするためのノウハウや今後の課題点について共有することができた有意義な時間となりました！

 

 

「未来の隅田川」交流会は、全５回にわたって開催され、「文化・芸術」、「水辺活用」、「地域・マルシェ」をテーマに、ふだん隅田川での活動にかかわっているさまざまな方と、これからの隅田川について語り合っていく取組みです。

わたしたちトッピングイーストとしてもこうした取組みを受け、今回の「隅田川道中」の実施を通じて、隅田川流域での文化・芸術活動を推進するための地域における新しいネットワークづくりに、より一層の弾みをつけてまいります！