台湾との共同企画、コーヒーかすで弁当箱!?プラ問題を考える契機に

支援総額

2,387,000

目標金額 2,000,000円

支援者
141人
募集終了日
2020年6月29日

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2020年06月10日 11:57

自分にも、他の誰かにも優しい選択(so good coffee編)

こんにちは、弁当家の野上優佳子です。
私にとって、とても身近な仕事道具であるお弁当箱。選ぶ基準はデザインや耐久性、使いやすいさなどいろいろありますが、そこに「環境に優しい素材」という新たな選択基準が加えられることを知ってほしくて、今クラウドファンディングにチャレンジしています。 

 

私はコーヒーが大好きで、毎日欠かさず飲みます。(今回のお弁当箱の素材にコーヒーかすを選んだのも、それがかなり影響しているかと!)このクラウドファンディングを通して、選びそして使うことで、気づかぬうちに社会が変わるきっかけづくりを提案しているわけですが、コーヒーそのものを通して、社会がより良い方へ変わるきっかけづくりをしている人もたくさんいます。

私が最近コーヒー豆を買い始めたのは、東京・南長崎にある【so good coffee

 

西武池袋線で池袋から2駅の東長崎駅から徒歩3分ぐらい。長崎銀座商店街という昔ながらの小さな商店街の中にあります。so good coffeeは、週に1度、木曜日の夜だけ営業。面白いですよね。

そもそもこの場所は【Arms Share Roastery東長崎】という、複数の店長が日替わりで運営するシェアコーヒー焙煎店なんだそうです。コーヒー好きな人たちが焙煎所をシェアして、それぞれの個性で焙煎されたコーヒーが日替わりで生まれている。そういった素敵な場所のつくりかたもまた、私が興味をもったきっかけの1つです。



so good coffeeの焙煎技術は、一般社団法人日本焙煎技術普及協会による通称アームズ式という方法だそうで、私が特に心惹かれた特徴は2つでした。1つは、フェアトレード(フェアトレードジャパン:フェアトレードとは?)やJAS有機認証(農林水産省:有機商品の検査認証制度)の豆を取り扱っていること。もう1つが、丁寧に欠陥豆を取り除くのと共に、焙煎前に汚れを落とすために温水(50度)で何度も洗うこと。

なぜ洗うのかをso good coffeeの中山るりこさん(後半にプロフィールあり)に聞いたところ「多くの生豆は長い船旅の間に傷むのを防ぐために、ポストハーベスト(防虫剤・防カビ剤)が使われています。一方JAS有機認証生豆はポストハーベストが使われていないのだけれど、その分カビやカビ毒が発生するリスクはあがります。例えば、生豆がどんな場所で保管されているか、麻袋がどんな状態なのかもわからない。だから洗うんです。」とのこと。洗っている写真を見せてもらいました。すると、驚くほど、本当に驚くほど、汚れやカビが取れているのがわかります。実は、私が一番最初にso good coffeeのコーヒーを飲んで驚いたのは、透き通っていることでした。そして、時間が経っても濁らなかったのです。


アームズ式焙煎に興味を持ったのは「自分の飲むものは自分でなんとかしたいなと思って」と、中山さん。そのシンプルなお答えが、とても腑に落ちました。確かに、私たちも、例えば野菜を買ってきて泥汚れがあれば水で洗い流す。汚れが見えていたら(汚れているとわかっていたら)洗い流すのに。


so good coffeeで扱う豆は、生産過程で環境や農業者に負担をかけない、生産者を守るなど、サステイナブルなものだけを扱っています。豆の生産地の多くは開発途上国で、そこに住む小規模農家の人たちによってつくられています。しかし自分たちが価格を決めることはなく、中間業者に買い叩かれ過酷な生活を強いられる現実があります。それを救おうとしているのがフェアトレード。生産者の持続可能な生産と生活を支えるために必要な最低価格が定められ、国際市場価格がどんなに下落しても、輸入業者はその価格以上を生産者組合に保証する必要があります。(なぜフェアトレード?【コーヒー】



「私が選んだコーヒーが、遠い国の誰かの生活を支えることができる、それがとてもうれしいの」という中山さんの言葉が、とても印象的でした。
 

わからないと見逃してしまうことがたくさんあるからこそ、選ぶことは、とても大切。今の自分にも、そして自分以外の誰かにも優しい選択は、何も大それたことでなく、私たちの日常のささやかなことから実現していけるのだと、改めて思いました。
 

ちなみに中山さんは、「お茶の出がらしは食べてるのに、コーヒーかすはなぜ食べないのかしら?」と自問し、コーヒーかすを今、乾燥させていて、例えばサブレとかに混ぜ込んだらどうかしら、と思いを巡らせているそうです。それを聞いて私も急に興味が湧きました。試してみよう!

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中山るりこさん
毎週木曜日の夜だけオープンする【so good coffee】を友人と
運営。また、人と人をつなぐお寺をハブに地域コミュニティを再構築するNPO法人ロータスプロジェクトで、お寺のイベントの企画制作や季刊誌発行にも携わる。新宿・常圓寺では、社会課題が題材のドキュメンタリー映画を上映し、参加者と感想シェアなどを行なうソーシャルシネマ・ダイアローグ「ロータスシネマ」を不定期開催している。ちなみに、一緒にso good coffeeを運営する西村さんは、堅い会社に勤めながら、様々な社会活動も実践なさっていて、主宰する「銀座ソーシャル映画祭はドキュメンタリー映画市民上映会の草分け的存在。(so good coffeeは会社に内緒)。映画というご縁でつながっているところも、なんともユニークで魅力的です。

 

リターン

3,000


sunahoプロジェクト応援コース

sunahoプロジェクト応援コース

・お礼のメール
・プロジェクト活動レポート

申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年11月

7,000


BENTO box「COFFEE」

BENTO box「COFFEE」

・お礼のメール
・プロジェクト活動レポート
・BENTO box「COFFEE」 1個 

申込数
57
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年11月

3,000


sunahoプロジェクト応援コース

sunahoプロジェクト応援コース

・お礼のメール
・プロジェクト活動レポート

申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年11月

7,000


BENTO box「COFFEE」

BENTO box「COFFEE」

・お礼のメール
・プロジェクト活動レポート
・BENTO box「COFFEE」 1個 

申込数
57
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年11月
1 ~ 1/ 11


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