台湾現地リポートNo.09

おはようございます。プロジェクトメンバー戸田です。

残すところ今日を入れてあと3日。スタート当初は長く感じたこのプロジェクトもあっという間に終盤を迎えました。あさって6月29日月曜日の深夜11時に終了となります。これまでご支援いただいた皆さんや応援してくれた仲間の一人一人に感謝の気持ちを伝えたいです。本当にありがとうございます。残り数日もその後のプロセスも、新しい選択肢を皆さんにお届けできるよう走り切ります！

 

 

BENTO box 「COFFEE」試作品のお話。

野上さんのハードな使用テストを経て、先日台湾TZULAI社も交え、今後のブラッシュアップに向けてのオンラインミーティングを行いました。使うにあたっての大きな問題は何もなく、食器洗い機での洗浄も問題なし。お弁当箱の内側と外側の仕上げやエッジ部分の仕上げ等、いくつかの点について改善を確認し合いました。

 

TZULAI社長ロジャーも、デザイナーエリックも、それら一つ一つの改善点を真摯に受け止めてくれ、次回試作品に反映する事を約束してくれました。海を越えたやり取りで、距離もあり言葉も違いますが、こういう真摯な姿勢や信頼感が今回のプロジェクトのベースになっています。

 

 

実はこのTZULAI、もしかしたらご存知の方もいるかもしれませんが、私たちのお弁当箱と同じ素材を使った別のプロダクトで、台湾のクラウドファンディングプロジェクトに挑戦し、成功を収めています。

 

こちらが台湾のクラウドファンディングプロジェクトページ。

 

 

そう。コーヒータンブラーです。

コーヒーを飲む時にはコーヒー滓が出ますよね。通常カフェやコンビニで排出されるコーヒー滓は産業廃棄物として廃棄されますが、これを回収し、原材料として再利用して作られたコーヒータンブラーで、またコーヒーを飲む。とてもきれいな循環ができあがります。

 

野上さんのこちらの記事にもあるように、台湾人は一人当たり年間204杯のコーヒーを飲むそうですが、例に漏れずTZULAIロジャーも大のコーヒー好き。コーヒー好きによって生み出された新素材のタンブラーは、台湾国内でも話題となったようで、こういった好循環が広まっていく様子を聞いてとても嬉しくなりました。

 

テイクアウト用のコーヒーのカップは今も紙製やプラスチック製が主流ですが、こういったマイタンブラーを始め、世界各地で環境へ配慮した色々な取り組みが行われています。

食事のテイクアウトが増えた今、私たちのお弁当箱も、ゴミ問題の解決につながる、一つの新しい選択肢として世の中に広まることを切に願っています。

 

さあ、次回の試作品で改善点がOKとなれば、いよいよ製造の過程に入り、同時に日本で皆さんのお手元に届けるための手続き等の準備も始まります。ぜひ楽しみにお待ちください！

 

今日も最後までありがとうございました！