台湾珈琲祭り協賛店行脚2021

2021年

台湾珈琲祭りに協賛（ご購入）いただいた方々の生のお声を聞きたい、という思いで、

岩手、宮城、福島、栃木、富山、大阪、京都のお店を行脚し、

お店の方のお話を聞きに行きました。

皆さん共通して、びっくりした、とおっしゃっていました。

アジアのコーヒー豆、というと一般的になかなかクオリティの高い豆が揃っていることは珍しい、

でもサンプルの13種はどれもクオリティが高かった、と。

価格が高いから、簡単には売れない、だからこそ地道にお客さんに説明して理解してもらいながら

試してもらう必要がある、ともおっしゃっていました。

価格が桁違いなのは、台湾の農園さんも百も承知。

高くて普通の味わいだったら誰も買いません。

だからこそ、クオリティを極限まで追求する、それ以外に道はないことも農家さん皆分かっています。

協賛店行脚の旅で特に心に残ったのは、東北の方々は、台湾珈琲のクオリティもさることながら、東日本大震災の時の台湾からの多額の寄付と応援に何かお返しがしたい、という想いで協賛されていたこと。

100年前に国の農業振興の一環として台湾珈琲を開拓した日本、

大震災の時に、世界で一番、日本への温かい応援をくれた台湾、

そして、台湾珈琲を応援していただいた日本のコーヒー店の皆様、

縁や絆というのは、国や個人という規模の違いはあれど、

長い歴史や受け継いだ想いが積み重なって、厚く深くなっていくものだと

改めて感じました。