世界初の腸呼吸で、呼吸に苦しむ患者さんを助けたい!

寄付総額

10,568,000

目標金額 10,000,000円

寄付者
263人
募集終了日
2021年6月30日

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2021年06月14日 12:16

コラム:腸の不思議

  通常、身体に栄養を加えるにはどうすればよいのでしょうか?もちろん、口から食べるというのが、正解です。でも病気になってしまったらどうすればよいのでしょう?病気になっても口から食べられる方もいらっしゃいますが、なかには点滴(静脈)から栄養をとる人、胃や小腸に管が入っていて、そこから栄養分をとる人、など様々です。

  では医学の歴史上、直腸から栄養分をいれていたことはあったのでしょうか?1870年~1920年の治療についてご紹介しましょう(1)188172日、アメリカ合衆国大統領のJames A. Garfieldは銃にうたれました。入院後、大統領は敗血症、腹膜炎になり、口から栄養をとることが一切できなくなったといわれています。体重は95kgから59㎏に減り、医師は経直腸的な栄養補給を開始しています。医療チームの必死の治療にもかかわらず、1881919日に亡くなりました。しかしながら2か月もの間、重症外傷の大統領が経直腸的な栄養で生存できたことになります。

  驚くのはその内容です。当時は牛肉とアルコールを投与していたようです。今では考えられませんが、アルコールは鎮静的な効果もあったのかもしれません。この栄養方法は20世紀に確立された静脈注射に取って代わられました。

  私達はこのプロジェクトを始めてから、この栄養方法も含めて、改めて人類はこれまで様々な治療をしてきたことがわかりました。と同時に、人間の臓器の力を改めて思い知ることにもなりました。クラウドファンディングもあと2週間と少しとなりました。沢山の方々にご支援頂き、そして色々とご教示頂き、誠に感謝申し上げます。引き続き、宜しくお願い申し上げます。

 

文責 岡部亮

   

 

1. J. Barr, N. B. Gulrajani, A. Hurst, T. N. Pappas, Bottoms Up: A History of Rectal Nutrition From 1870 to 1920. Annals of Surgery Open 2, e039 (2021).

 

ギフト

3,000


alt

3,000円コース

(1)お礼状(寄附金領収書と同封にて郵送)
(2)活動報告冊子
(3)活動冊子に支援者名掲載(希望者のみ)
(4)寄附金領収書

申込数
96
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

10,000


alt

10,000円コース

(1)お礼状(寄附金領収書と同封にて郵送)
(2)活動報告冊子
(3)活動冊子に支援者名掲載(希望者のみ)
(4)オンライン研究報告会ご招待*1
(5)寄附金領収書


─────────────
*1 提示する複数の日程の中から希望の日時を選んでいただきます。(2022年3月までに実施予定) /  詳細はプロジェクト終了後2021年7月までにご連絡いたします。

申込数
133
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

3,000


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3,000円コース

(1)お礼状(寄附金領収書と同封にて郵送)
(2)活動報告冊子
(3)活動冊子に支援者名掲載(希望者のみ)
(4)寄附金領収書

申込数
96
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

10,000


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10,000円コース

(1)お礼状(寄附金領収書と同封にて郵送)
(2)活動報告冊子
(3)活動冊子に支援者名掲載(希望者のみ)
(4)オンライン研究報告会ご招待*1
(5)寄附金領収書


─────────────
*1 提示する複数の日程の中から希望の日時を選んでいただきます。(2022年3月までに実施予定) /  詳細はプロジェクト終了後2021年7月までにご連絡いたします。

申込数
133
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月
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