【御礼】第一目標達成の御礼とネクストゴールについて

いつも田中本家博物館をお引き立ていただき、ありがとうございます。

5月20日からスタートした、田中本家博物館としては2回目となるクラウドファンディング『田中本家博物館｜倒木の危機。事故を防ぎ、日本庭園再生にご支援を！』ですが、皆様からの多大なるご寄付により、6月25日に第一目標として掲げた300万円を達成することができました。

これにより、本クラウドファンディング（All or Nothing方式）は、晴れて成立となります。

お預かりしたご寄付を庭園のために活用することができます。本当にありがとうございます。

皆様のおかげで、倒木の危機にある大モミジと枝垂れ桜の枝の伐採をすることができます。

江戸時代から日本庭園を損壊させることなく守ることができそうです。

田中本家博物館のお庭に、こんなにたくさんの方が想いを寄せてくださることに、スタッフ一同感激するとともに、絶対に良い形で守り、未来に繋げていかなければと改めて身の引き締まる想いです。しかし当館のお庭にはまだまだ助けを必要とする木々がたくさんあります。

一番心配なのは、枝垂れ桜です。今回のプロジェクトの対象のしだれ桜以外に、江戸時代からのしだれ桜がほかに2本あります。とくに、裏庭の大きなしだれ桜は、弱ってきており、頭頂から枯れてきています。春にこの桜を楽しみに来館する方が多く、当館としても喫緊の課題となっています。

そのため、残りの期間、400万円をネクストゴールと設定し、引き続きご寄付の呼びかけを続けさせていただくことといたしました。

追加でいただいたご寄付は、しだれ桜をはじめとする、当館のお庭の木々の治療や枝の剪定に充てさせていただきます。造園業者様のお話では、桜の治療は1回だけではあまり効果が出ず、根気強く継続することが大切だそうです。

日本庭園を次の世代に伝えるため、尽力いたします。

最終日の7月5日(金)23時まで、どうぞ引き続きあたたかいご寄付・応援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

公益財団法人 田中本家博物館　館長

田中新十郎