福島の親子が安心して保養できる古民家民宿を串本町で始めたい!
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 101人
- 募集終了日
- 2019年6月28日

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- 714,000円
- 支援者
- 32人
- 残り
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- 11,807,000円
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- 310人
- 残り
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- 現在
- 1,628,000円
- 寄付者
- 222人
- 残り
- 10日

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- 2,706,000円
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- 203人
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【静岡県竜巻】緊急支援を開始!被災地を応援してください
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- 現在
- 568,000円
- 寄付者
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消滅寸前・住民3人の秘境|心と身体を整える「雲隠れの里」に再生へ
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- 残り
- 19日

不幸な猫ゼロを目指して! "もりねこサポーター" 募集中!
#まちづくり
- 総計
- 52人
プロジェクト本文
終了報告を読む
原発事故の影響に未だ苦しむ子ども達やその家族。
和歌山県・串本町で安心して保養のできる民宿を始めます!
はじめまして、金谷真以子と申します。もともと東北に住んでおりましたが、震災直後に子どもとともに和歌山県串本町に避難し、現在は介護の仕事をしております。
幼い息子への『見えない』放射能の健康被害を考慮して東北を離れる、というある意味では恵まれた選択をすることができました。しかし、その時避難を必要としていた地域の子どもたちがその選択を取れない、という事実は事故当時から課題として感じていました。
2014年から串本の地で福島県からの保養を受け入れる「南紀おたすけ隊」の柴田野苺さんとの出会いをきっかけにその活動のお手伝いをしています。

これまでの保養活動は地域の方々の善意の下、受け入れに協力していただいていました。そして今年からは新たに空き古民家を改装し、福島のご家族が保養に使える施設をオープンいたします。
古民家はかなり古びており、保養の宿として使用いただくためにはかなりの改装費が必要となります。100万円ほどの資金が不足しており、この度クラウドファンディングに挑戦させていただきます。
自主避難者として、今も被災地で放射能と向き合う方々の心を少しでも和らげることができるよう精一杯このチャレンジに取り組みます。どうぞ温かい応援をよろしくお願いいたします。

自主避難者となり、苦しみや葛藤に悩まされた過去。
豊かな自然の中での私の東北の暮らしは、いつまでも穏やかに続くものだと思っていました。しかし、3.11の事故以降、当たり前にあると思っていた息子との将来絵図は私の中で突如として音を立てて崩れていきました。
私と息子は『自主避難者』としてカウントされる一人となり、串本町での暮らしを始めました。放射能の子どもへの影響を案じていましたが、東北から離れた串本では、そんなことを気にする方はほとんどおらず、孤独感を抱えていました。
近隣の方から「これ、食べなさい」とお魚をいただけることもありましたが、食べる気になれずに断ってしまい、非常に申し訳なくやるせない思いを味わったりもしました。
しかし、被災地に住む親子が感じる放射能への恐怖。それを考える余裕もないほど、大きな被害を受けている現地の状況を思い、悶々とした日々を過ごしていました。
「東北から離れる選択をした立場から何かできることはないか」と思いつつも、自分と子どもとの新しい環境での暮らしに精一杯で何もできないでいました。
そんな時、串本の地で福島県からの保養を受け入れる取り組みを行う「南紀おたすけ隊」の柴田野苺さんと出会いました。私は柴田さんの思いに賛同し、微力ながら保養家族の交通・滞在費の資金作りイベント『ハッピーアイランドフェスティバル』の運営に2014年から毎年参加させていただくようになりました。
『ハッピーアイランドフェスティバル』は、主に地元から出店者やミュージシャンが集まり、マルシェやライブ、子ども向けのワークショップなど盛りだくさんの内容のイベントです。
保養の受け入れは「全国保養協議会(311受入全国協議会)」からの協力を受け、保養を必要とされている家族とつながり、2013年からスタートさせました。次の年からは前年の保養利用家族とつながりのある家族やリピーターの家族が保養を利用し、2018年まで毎夏、数組の親子の保養を受け入れることができるようになりました。

串本町・田並地区は豊かな資源であふれています!
私は現在、串本町の田並地区の空き家になっていた古民家に住んでいます。
世界遺産登録の熊野古道やラムサール条約湿地である美しい沿岸海域を含んだ静かで美しい集落です。かつて「アメリカ村」と呼ばれた移民の村で、教会や劇場など海の向こうからの香りを微かに残しつつも過疎が進んでいます。
(串本町全体のデータですが、昭和55年から40年間で人口は約3割減少しており、長期的な減少傾向となっています。(参照:串本町HP))
「ここにはなんにもない。」近所のおばあさんが自嘲気味に言うことがあります。しかし、そのおばあさんが腰の曲がった小さな体からとんでもないエネルギーを発揮して作り出す美味しい野菜、野草や海の恵みなど。人と自然の豊かさであふれています。
よく見ればたくさんの資源に溢れた恵み豊かなこの地で、できるだけ多くの子どもたちに、体を休めてほしい。たくさん楽しんでほしい。そう願い、持ち主の方や地域の方の悩みの種ともなりつつあるその空き家を生かし、保養所として機能できる民宿として生まれ変わらせたいと思い立ちました。
保養所として継続的に機能する古民家民宿を作ります!
今回のプロジェクトではみなさんからいただいたご支援で空き家を改修し、民宿として生まれ変わらせます。民宿として運営する予定の家屋は古民家であるため、床やトイレ浴室や台所などの大幅な改修が必要です。
これまで保養された方の中には、数年継続して利用される家族もおり、よりプライベートな居場所として、貸切で使っていただける家屋の提供も必要になってきました。また、放射性物質の人体への蓄積を取り除く目的での保養は、より長期的な滞在が必要です。
それらのことを考えると、家族だけでゆっくり利用でき、また、毎夏の休みを利用した保養だけではなく、別の機会にもなるべく長い期間の保養をしてもらうための場所作りが必要なのではないか、と思うようになりました。
まずは毎年夏に行われる福島県からの保養家族の受け入れのためのプライベートな宿泊施設を安定的に確保することを目的としております。また、その機会以外での長期の保養を求める方への安価な宿泊施設を提供するため、普段は民宿として運営可能にしていけるように現在準備を進めております。
■資金使途
床改修費用 280,000円
薪ストーブスペース設置費用 20,000円
台所改修費用 80,000円
水道工事 20,000円
浴室改修費用 150,000円
トイレ改修費用 450,000円
電気工事 40,000円
雑費 20,000円
readyfor手数料 183,600円 計1,243,600 円
※実際の資金使途は多少が前後する可能性がございます。その場合、新着情報にてお知らせいたします。あらかじめご了承ください。
■工事のスケジュール
2019年6月初旬または中旬から3週間前後を予定しております。
※本プロジェクトでは施設の工事を行うための資金を募ります。夏休みの家族に宿泊させられることを目的としていますが、改修が完了後に住宅宿泊事業者としての届出を行う予定のため、この目的が完了することを確約するものではございません。
東北と本州最南端の地をつなぎ、
新しい未来と希望を子ども達と共に体験したい。
原発事故の影響に悩む家族が気軽に
訪れることのできる場所を確保すること
過疎が進み、空き家を抱える串本町・田並地区が
生まれ変わるきっかけを作ること
今回のプロジェクトを通して、これらの目標を達成させるために全力で取り組んでまいります。
福島では、本来は子どもの成長過程で必要な外遊びも子どもに制限しなければならないような状況で、日々大きなストレスを抱えることが多いようです。実際に甲状腺の異常が見つかってしまったという親子の例もあり、未だに被害は非常に大きな問題となって子ども達やその親達の上にのしかかっています。
そして、それだけではなく、さまざまな問題から離れて田舎暮らしが体験できる、そんな場所としても機能する民宿を始めることで、被災地や都会、そして過疎が次の世代に向けて新たな可能性を見出していくための多角的な活動のスタートとしていきたいと思っています。
本当にやりきれるのかと思うほどの壮大な夢ですが、大きな苦しみを体験した私だからこそ、できる挑戦だと考えております。少しでもご共感いただけましたら応援していただけますと幸いです。
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プロフィール
3.11以降、故郷の東北を離れ本州最南端の地、和歌山県串本町で暮らしています。 美しい自然のこの地で、古民家を再生し、たくさんの人が羽を休ませることのできる保養民宿に生まれ変わらせようと試みています。
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リターン
3,000円
感謝のお手紙
民宿オリジナルポストカードでのお礼状をお送りいたします。
- 申込数
- 29
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年9月
5,000円

ミニ応援プラン
・民宿オリジナルポストカードでのお礼状
・保養の様子をお知らせするメルマガ配信(年数回・不定期)
- 申込数
- 23
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年9月
3,000円
感謝のお手紙
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- 申込数
- 29
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年9月
5,000円

ミニ応援プラン
・民宿オリジナルポストカードでのお礼状
・保養の様子をお知らせするメルマガ配信(年数回・不定期)
- 申込数
- 23
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年9月
プロフィール
3.11以降、故郷の東北を離れ本州最南端の地、和歌山県串本町で暮らしています。 美しい自然のこの地で、古民家を再生し、たくさんの人が羽を休ませることのできる保養民宿に生まれ変わらせようと試みています。











