10月能登半島　羽咋にて対応報告

今回の能登遠征は今日で帰宅となります。

指先の怪我の写真ですが、全体的に咬み傷がおおかったです。

腸がボコボコに触る子猫

今回は４３匹。女の子が多く、また盛りの時期のためか喧嘩傷や風邪ひきさんが増えてきており、その対応をしました。
腸重積が危惧される状態の猫もきましたが異様なほどに胃ガスと腸管のガスが貯留しておりガス抜きをしてもらい現地のボラさん達のリレーで保護に至りましたので、経過を見てもらい更には受診を促しました。

 成猫の２匹は同じ地区で腹膜播腫といった状態であり、切除を検討しましたが広範囲だったために、避妊をしてインオペとしました。（この状態で妊娠は危険なので対応しました。）該当の餌やりさんは、手術のせいで病気になったと勘違いして、猫をひきとれとなりましが、つかねこの安倍代表が、飼い主が帰宅するまで、リリースをせずに５時間待ち、病状を説明するとご理解いただき、おむすびをむすんでもたせてくださったそうです。
つかねこ安倍代表が発災から、地元住民の声を聞き、対応をしてきた努力の結果だと思います。
この後、餌やりさんに見守っていただくことになります。

今回の初日は11時40分スタートで２８匹を23時までオペ ２日目は１５匹と、少なめですが盛りだくさんのメニューがありました。 皆様のおかげで奥能登の猫達のために対応できていること、心から感謝しています。

荷物の搬入の日には、日に日に気温が下がってきていることもあり、ねこさま王国だいひょうのありこちゃんがホットカーペットを持参してくれました。

今回は、オペ待機場所にもホカペ。
導入麻酔で体温が下がるのでそこにも電気敷き毛布対応

オペ待機台にもオペ代にも全部電気マット対応

当然ながら術後管理で覚醒まで見守る場所にもホカペ。
そして、術後のお部屋にありこちゃんの保温マット。

たくさんいるので、初めのうちに終わった猫達はマットのないカーペットの上に。
毎回４０頭から６０頭対応だと、ホットカーペットを用意しないとですね💦

今回は体調の悪い猫さんが多く難儀しました

そして、盛りの時期でケガ猫も多かったですが幸いなことに堕胎は０対応。

つかねこ、ののにゃん、石川アニマルサークルで１０匹の猫達を保護対応することになりました。
金沢大学の学生さん、先生、地元ボランティアさんたちもたくさん駆けつけてくださり、無事対応を終えることができました。

 話は変わりますが、前回の帰り道。北陸自動車道の追い越し車線でオートパイロットの故障で車のアクシデント発生。車が止まっちゃたんです。

幸い昼まで他の車を避けてくれましたが怖い思いをしました。

今回の出発前日までに修理をしてくださったのですが、今回の往路でもオートパイロットの故障が発生して主人に助けてコールをしたのですが埒があかず車屋さんの息子登場で日産と話をしてもらいました。

なんと神奈川日産が積載車で代車を運んでくださり、夜中の12時にとどけてくださり、そちらで帰ってきます。 積載してるので８０kmしか出せないので、往復で２０時間をかけて運んでくださった日産の工場長さんには帰ってから心からお礼の言葉を伝えたいです。
気をつけて帰ります。