サンライズで、初の言葉が出ました！

みなさま

 

今週、とても嬉しいことがあったのでご報告させてください。

水曜に、来月で５歳になるという自閉症の女の子と（蓮と同い年です）彼女のお母さんが、サンライズプログラムを知りたいと、家に来てくれました。

 

最初にお母さんからお聞きしたのは、彼女はまだ言葉が出てなくて、アイコンタクトもあまりない、ということでした。

 

当日はボランティアさん2人も同席して、蓮のプレイルームでのセッションも続けつつ、プレイルームの隣にあるリビングで対応していました。

 

その日、最初はベンがプレイルームで蓮と遊んでいて、女の子はその様子をリビングのモニターでチラチラと見ていました。その後、ボランティアさんと交代してベンがプレイルームから出てくると、彼女は明らかにベンと遊びたいというジェスチャーをしてくれました。

そして、ベンが少しだけ遊んでいた時に、
なんとその女の子が「初めての言葉」を言ってくれました！！

サンライズプログラムでは子どもが自らこちらとかかわりたいという何らかのサインを出してくれた時（アイコンタクト、話しかけてくれる、身体的接触がある、など）にそのコミュニケーションを具体的に感謝しつつ「お祝い」して、心から喜んでその子のしたい遊びを通してかかわります。

その女の子はまずベンとアイコンタクトをとって、その後ベンの手をとって遊びに誘ったり、自分のほしいものをベンにおしえていました。ベンはその時、サンライズプログラムの最初の研修で、ことばの先生に習った遊びを思いついて、それそそのままやったそうです。彼女はその遊びをとても気に入ってくれて、しばらく遊んでいました。

 

その後少しして、彼女にあとでどの遊びをしたいか選ばせる質問をした時に、言葉でしっかりと目を見て答えてくれました！！ベンと遊んでいた時間は３０分もなかったと思います。

やっぱりサンライズプログラムはすごい！と実感しました。

 

目の前状況がどうであろうと、
次の瞬間に何が起こるかは本当にわからないですね。

だからこそ、子どもの無限の可能性を信じることって本当に大切だなと改めて実感しました。

昨年2月にこのプロジェクトでTeam Lennyを公開して以来、こうしてサンライズを紹介する機会が少しずつ出てきました！少しずつでもサンライズを役立ててもらえる方にご紹介していけたら嬉しいなと思っています。