【残り5日！】Being ALIVE Japan 副理事長の橋本興人よりご挨拶

「先生、学校に行きたい。お友達とお外で遊びたい。」

「まだ数値が良くなってなくて、お外でバイ菌とかもらっちゃうとしんどくなっちゃうから、ベッド上で安静にしといてね。」

点滴につながれた状態でベッドに横たわっているこども達と、このようなやりとりを行いながら日々業務に追われている毎日を過ごしていました。

「遺伝子治療」「再生医療」「人工知能を用いた診断技術」、医療技術は目まぐるしく進歩している昨今、入院中のこども達の状況はどれほど変わっているのだろうか。そのようなことをふと忙しい業務中に考えてみると、目覚ましい進歩を遂げたと思われる現代医療もいかに医療者中心の視点であり、こども達やご家族が後回しにされていることに愕然としたものでした。

医療技術の進歩で助かる命が増え、多くの人々を救ってきたことは間違いのない事実です。しかし、あまりにも細分化され高度な技術に頼った治療において、人間（生き物）の本質「活きる力」が置いてけぼりにされているように感じています。

長期療養生活と戦っているこども達やご家族に「活きる力」を養ってもらうべく、Being ALIVE Japanではスポーツを通じて、チーム一丸となってこども達とご家族を応援していきたいと思っております。

皆様も是非チームの一員となってこども達やご家族を一緒に応援しませんか。

ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　        橋本興人