地域猫

田舎でお世話になっているご近所のおじさん、ご近所と言っても300mくらい離れているので私を見かけたと車で会いに来てくれました。

小屋の入り口が綺麗になったと話を振られたので、猫達の避難場所にしていると話すと、おじさんの家の側で餌やりしてるおばさんが居たから怒鳴ってやったと(￣▽￣;)

餌をやるなら家に連れて行って飼うのが筋だろうと言ったんだよ！と…

話を伺っていると、そのおばさんはSさん。なにせ田舎なのでSさんの家はもちろんご家族の事情なども事細かく私よりずっと詳しく知っている。
それなのに怒鳴るの(-_-;)?、田舎での人間関係は容赦ない。根底には優しさがあるから言える事もあって当人同士は私が心配する程気にはしていないのかも知れないけど…キツイわ。

Sさん援護隊の私は優しく言ってやりました、この辺の猫達はボランティアさんも介入して避妊去勢され見守られている一代限りの命だからそっとしておいてあげてよ。と、ふぅ～んと帰って行きました。

おじさんの言うようなお外猫を全頭保護するのはシェルターと人手とお金がなければ無理な事。

しかし、地域猫として避難場所の提供とご飯と見守りが出来れば、シェルターやお家猫の様なベストな生活は保証してあげられなくてもベターな生活はさせてあげられると思っています。

ベストを望んで手をこまねくより、ベターを目指して始める事が大切だと思っています。

それと、地域猫がどういう存在なのか啓蒙活動が小さな命と優しい餌やりさんを追い詰めない為に大切な事だと実感しました。

優しく、優しく、おじさんの様な考えの方多いので繰り返し繰り返しそっと伝え続けようと思います。人は変わりますから。その点だけは保護犬活動で実感しています。