寄付総額
目標金額 15,000,000円
- 寄付者
- 147人
- 募集終了日
- 2023年5月19日
高機能蘇生シミュレーターが必要な理由Q&A
プロジェクトにご関心、ご寄付いただき、誠にありがとうございます。
今回のクラウドファンディングの目標である高機能蘇生シミュレーターの購入が、なぜ必要なのかなどについて、東京医科歯科大学病院ERセンターを代表して、安達朋宏先生にお話いただきました。
Q1,今回のクラウドファンディングが目標達成をしたら「高機能蘇生シミュレーター」の購入をするそうですが、これはどのようなものですか?
安達朋宏 先生
医療分野に限らず様々なシミュレーターがあります。
身近なところであれば運転シミュレーターや、ある種のゲームもシミュレーターかもしれません。私たちの医療分野におけるシミュレーターとは、主に人体そのものを表現できるようなものとなります。
人の“機能”は多岐にわたります。そういったものを再現して、それに応じて医療者が行動を起こし、その技術を高めていく。それが医療分野におけるシミュレーターの役割です。
こうしたシミュレーターには安価なものもありますが、それは再現できる機能が限定されています。
救急医療や集中治療といった分野で必要な再現したい“機能”とは、言ってみれば患者さんの多種多様な“症状”そのものなのです。高機能蘇生シミュレーターとは、この“様々な症状”を再現できる機能を持ったものなのです。
どのような患者さんが目の前に運ばれてきたとしても即座に対応できる能力や技術、経験を積むためには、どうしてもこの高機能な蘇生シミュレーターが必要なのです。
Q2,なぜ東京医科歯科大学病院ERセンターでは高機能蘇生シミュレーターの購入を希望するのですか?
安達朋宏先生
東京医科歯科大学病院には多くの患者さんが搬送されてきます。患者さんが抱えている症状や病気も、それに応じて多種多様なものとなります。
東京医科歯科大学病院救命救急センターでは、なんでもできるスーパーマンが1人いればよい、というような考えは持っておりません。一人一人の持てる力を持ち寄って、医師に限らず看護師も医療系技師もみんなで集まったチームでの対応を行うことを目標としております。
医師に限らず多くのスタッフが訓練を積めるように、その機会を少しでも増やせるように、私たちは蘇生シミュレーターの購入を希望しております。
また現場だけではありません。東京医科歯科大学には医学部をはじめ看護、検査技師、歯科、歯科技工士など、これから現場に羽ばたいていく多くの医療系学生が集まっています。その学生一人一人にも、将来を見据えたより実臨床に即した訓練の機会を提供しなければなりません。
東京医科歯科大学病院は、医療者のスキルアップとともに将来活躍する学生への教育という面でも、第一線で頑張っていかなくてはなりません。その方法の一つとして、高機能シミュレーターの購入が必要なのです。
Q3,高機能蘇生シミュレーターの購入は、私たち一般人にどんな恩恵をもたらしますか?
安達朋宏先生
高機能蘇生シミュレーターの購入によって医療者のスキルアップを図れる機会が増えます。その結果として、病院を受診していただいた際に、皆様が万が一の状況に陥ったとしても、誰かを呼ぶまでもなくその現場にいるスタッフが、高度な技術をもって対応に当たれるようになると考えています。
もちろん、それは東京医科歯科大学病院内に限りません。
当大学にて学ぶ学生がこのシミュレーターを用いて教育を受け、技術を磨くことで、将来様々な病院へと赴任した際にも、厳しい状況に陥ってしまった患者さんへの対応を行うことができます。
皆様の近くの病院に東京医科歯科大学の高機能蘇生シミュレーターを用いて技術を高めた医療者が散らばることで、皆様の健康や命に対しての安心をお届けできると期待しています。
Q4,なぜ今持っているシミュレーターではなく高機能蘇生シミュレーターが必要なのですか?
安達朋宏先生
高機能蘇生シミュレーターは残念ながらかなり高額なものとなっています。そう簡単には購入することができません。
現在当院にて使用しているシミュレーターは、既に導入から15年ほど経過しており、様々な部分に劣化が目立ち、またこの10年の間に進歩した医療技術にはシミュレーションとして対応できておりません。
私たちはそれでも頑張ってメンテナンスを行いながら大切に使い続けてきました。ですが今一歩の技術を高めるために、またこのコロナ禍で目の当たりにしたベッドサイド(臨床現場での)学生教育の難しさを目の当たりにした今、シミュレーション教育の重要さを痛感いたしました。
だからこそ、今、私たちは新しい高機能蘇生シミュレーターが必要なのです。
Q5,最後に協力を呼びかけるメッセージをお願いします。
安達朋宏先生
皆様にとって、高機能蘇生シミュレーターはあまり身近なものではないかもしれません。
ですが、皆様のご支援によって購入できたシミュレーターを通して育った医療者、そして学生は、必ずや皆様のそばで皆様の健康を守ることにおいて今よりも一回りも二回りも大きな安心を提供できるはずです。
どうか皆様のご理解をいただき、少しでも多くの方にご支援をいただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
安達朋宏
特任助教 ERセンター在籍歴 11年
救急・集中治療一筋10年超。様々な救命センターを経験し、様々な重症患者さんの診察治療に当たってきました。患者さんと向き合う10年を経て、今はその経験を生かして次代の育成にもチャレンジしていきたいと考えています。
私がERセンター勤務を希望した理由は、今、目の前で苦しんでいる患者さんに躊躇することなく手を差し伸べたい…、『専門ではないから』という言葉を使いたくない…、どんな状態であろうと、まずはそばに行き手を触れ言葉を掛けられるそんな医師になりたい…その想いでERセンターに勤務しています。
ギフト
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