メンバーの声：「FLOWER AND FLOWERS」誕生とこれから

こんにちは！NPO法人トゥギャザースタッフの田中です。

 

クラウドファンディング期間は後半にさしかかりました。ここまでのご支援や応援、本当にありがとうございます！しかし、目標の300万円を達成しなければご支援金は受け取ることができません。私たちの挑戦を応援、見守っていただけますよう、引き続きよろしくお願いいたします！

 

今日は、新商品開発に一緒に挑戦する「NPO法人花＊花」からメンバーの声が届いているのでご紹介します。

 

 

アパレル工房「FLOWER AND FLOWERS」誕生とこれから

特定非営利活動法人 花＊花

サービス管理責任者　安島一樹

 

およそ１０年前。
花＊花に就職して1年目の私は、利用者さんたちが休憩中や作業の合間に描く
生き生きとした個性あふれる素敵な絵に感動をしました。

 

同時に描かれた絵が、ごみ箱に直行していく事実にショックを受けました。
（思いを吐き出すように描き、描き終わったあと利用者さん自身の手ですぐに処分してしまうのです。）

これらの面白さをなんとか世間に知ってもらうことはできないか・・・？と考えましたが、いわゆる絵画・芸術として作品展示するのもありがちで面白くない（芸術作品というよりはコミカルな作品が多かったので）。

 

どうせなら利用者さんに還元する工賃につながるような「商品」にして世に出そう！
と考えました。

 

そんな安易な思い付きから、しがない福祉施設職員が1人で手さぐりで始めたのが、
アパレル事業「FLOWER AND FLOWERS」です。

 

 

助成金・補助金等を元金としてTシャツ作成に必要な資材を整えることができたものの、前述の通り、しがない福祉施設職員ですので、デザイン技術もなければプリント技術もなく、失敗の連続でした。

 

そんな中で、デザインの仕事をする友人知人に教えを乞いながら、また当事業所からのご厚意もありなんとか形にしていったという流れです。

 

2014年からは、毎年初夏に地域のギャラリーなどをお借りして原画とTシャツの展示会を開催し始め、今では各新聞社やテレビのニュースに取り上げて頂けるまでに成長し、売上も安定するようになりました。

 

おかげさまでもう１つのテーマである「自立の一助」についても、プリントされた製品を、利用者さんの手でアイロンや袋詰めすることで立派な仕事になっています。

 

以降、たくさんのお客様、団体様や企業様からのご注文で勉強させていただきながら、原画の独特な世界観を生かしつつも、おしゃれでかわいいデザインを追求しています。

当事業所のこと、障がいのことをもっともっと知って頂けるようこれからも
工夫を続けたいと思いますので、今後ともご支援のほどよろしくお願い致します！