伊豆大島のシンボル「アンコさん」になってお出迎えします。

プロジェクトの本文に載せています写真に着物姿のものがあります。

伊豆大島では、このような服装をした女性を「アンコさん」と呼びます。

※アンコさんの「アンコ」とは、年上の女性に対して呼ぶときに、「姉っこ（あねっこ）」が変化したものだと言われています。

例えば、現代で言う「ほたる姉さん」のように使われている言葉は、その当時だと「ほたるのアンコ」のように名前の後ろに付けていたそうです。

※アンコさんの服装は、もとは頭上に薪や水桶をのせる、労働の姿が原型となっています。

現在、「アンコさん」は昭和初期の頃から島の若い娘を指す意味として使われるようになりました。市松模様の着物に大島手拭いをかぶり、前だれをかけた姿は独特の服飾で、アンコ姿は伊豆大島のシンボルになっています。