患者さんが入院継続を望まない精神科病院からの退院を支援したい

昨年末のハチゴープロジェクトでは、あたたかいご支援・応援、本当にありがとうございました。

 

各所でのご報告のとおり、皆さまのおかげで、今年の夏、東京さつきホスピタルにハチゴーがやってきます！4月26日には8530が長津田工場を出発いたしました。是非楽しみにお待ちください！

 

また、この取り組みを通して「精神科病院へ行くこと」について、多くの皆さまから「行くのが楽しみ」といったお言葉をいただきました。これは、精神医療史で例のないことだと思っています。

 

地域に開かれた精神科病院を目指す医療機関は多くありますが、一方で一部の施設では不適切な長期入院や、日常的な入院患者さんへの虐待が疑われる現状があります。

 

医療法人社団孝山会 滝山病院での入院患者さんへの虐待事件など、各種報道により、みなさまもご存じかもしれません。

 

そこでこの度は、弁護士や社会福祉士などの専門家による「一部の問題等のある精神科病院からの退院支援プロジェクト」のクラウドファンディングについて、お知らせしたくご連絡いたしました。私ども研精会はこのプロジェクトに賛同しており、プロジェクトチームには当法人副理事長の石坂真一郎が参加しております。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「患者さんが入院継続を望まない精神科病院からの退院を支援したい」

https://readyfor.jp/projects/taiinshien2023

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

当プロジェクトのメンバー、弁護士の相原 啓介先生は、東京都八王子市にある滝山病院をはじめとする病院の入院患者さんの退院・転院の支援を、これまで約2年半に渡り行われています。

 

一般的にほとんどの精神科病院では適切な医療がなされていると信じていますが、一部の施設では不適切な長期入院や、日常的な入院患者さんへの虐待が行われており、最悪の場合には退院の希望が叶わず「死亡退院」される患者さまもいらっしゃいます。

 

悲劇的な事件が繰り返されないよう、不必要な入院や虐待が発生している精神科病院の入院患者さんの退院・転院の意思決定を支援するための活動費を募るべく、相原先生を中心にクラウドファンディングに挑戦されています。先生が目指しているのは、患者さんご本人が治療の内容や病院を選ぶことができるという、当たり前の環境を取り戻すことです。

 

第一目標の金額は370万円。目標に達しないと全額返金になってしまうAll or Nothingのルールです。

 

そこで、皆さまにお願いです。

 

もしプロジェクトを見て共感いただけるようでしたら、ご支援いただけませんでしょうか。患者さんを辛い環境から再び明るい場所に引き戻せる社会を、みなさまと作っていきたいと思います。

一人でも多くの方からのご支援・応援が必要です。どうぞよろしくお願いいたします。

 

ーーーーー

▼詳細・ご支援方法

【患者さんが入院継続を望まない精神科病院からの退院を支援したい】

https://readyfor.jp/projects/taiinshien2023

第一目標金額：370万円

支援募集期間：8月24日(木)23時まで