クラウドファンディングへのご支援ありがとうございました！！

3回目となる とみおかワイン のクラウドファンディングが終了いたしました。今回も多くの方にご支援いただき、心から感謝いたします。

6月17日から45日間のチャレンジとなった今回のクラウドファンディングですが、これまでで最も多い290名を超える皆さまにご支援いただき、目標金額達成のみならずネクストゴールを大幅に超える758万円という多大なるご支援をいただく事が出来ました。2016年から町民有志10名でスタートしたワイン用ブドウ栽培への取り組みも、これほどまで多くの方に関心を持っていただき、応援していただける取組みになったことに、とても感慨深く感じております。本当にありがとうございました。

2016年4月1日、自然災害＋原発事故を経験した無人の富岡町で町民有志10名でスタートしたワイン用ブドウ栽培への試験的な取り組み。試行錯誤の連続で、時には悲観的なご意見をいただくなど辛い経験もありましたが、2022年からはワイン醸造とブドウ栽培の専門的な知識を持ち合わせたスタッフも着任し、そして今年に入ってからは富岡町出身の若手スタッフが地元に戻ってきて私たちの仲間に加わってくれました。

また、ボランティア活動においては、苗木の定植イベントでは2日間で延べ250名近くの皆さまにお集まりいただき、通常のボランティア作業でも毎回50名を超えるご参加者にお集まりいただくなど、多くの皆さまに応援していただける取り組みに育ちました。

今回ご支援いただいた6,000本のワイン用ブドウの苗木は、2024年3月に植樹する予定です。この6,000本の苗木からは、10年後には10,000本を超えるワインが完成します。そして、震災と原発事故により一度リセットされてしまった富岡町で、皆さまと一緒に新たに“ワイン”という文化を生み出そうとしています。2024年夏には、JR富岡駅の近くにワイナリーも完成予定です。100％富岡町産ワインの完成まで、あと少しだけお待ちください。

“ワイン”という文化を軸にして、富岡町で皆さんと一緒にゼロから創り上げる新たなまちづくり。きっと100年後には、夜の森の桜並木のように富岡町の財産となっているはずです。そのためにも、私たちは10年後、20年後、そして100年後まで、皆様に楽しんでもらえるワインが造り続けられるよう努力して参ります。今回のクラウドファンディングにおいても、沢山の支援頂いた方々に心より感謝いたします。これからも末永く見守って頂ければ幸いです。 ありがとうございました。

とみおかワインドメーヌ
代表理事　遠藤　秀文