新たなレスキュー

 

また多頭崩壊現場でした。32匹の猫がおり受け入れることにしました。

その人たちは、朋猫のある敷地内に自分たちで小屋を建てて、その猫たちを飼育、管理し譲渡へ向かう。というお約束で今回は引き受けましたが、未だそれは現実となっておりません。

 

32匹のうち9匹は早々に里親募集がうまくいき、 譲渡となりました。

残された猫たちは23匹。この子たちは生きてます、見放すわけには行きません。たとえどういう状況で入ってこようと生きています。お世話をして食べさせなければなりません。

 

 

予期せぬ出来事、ちゃんと飼い主である親御さんがきて、自分たちでご飯を持ってきてお世話をしている中、この状況はとてもまずいと思いながらも、皆さんのお力をお借りしながらやっております。

 

猫の保護をしよう！

その時は確実に自分たちがお世話をしよう、頑張ろうと思っていても、行動が伴わなかったり、生活状況が変わってしまったり、協力をお願いした他の人たちに対して、裏切り行為を起こすことがあります。

 

これだけの頭数を入れている状況であれば毎日少なくとも、朝晩２回の食事を自分たちであげ、トイレ掃除をし、他の迷惑にならないために頑張るのが普通のことだと思うのですが、その方とは今も話し合いが続いています。

 

保護や譲渡活動をしているといろんなことがあります。

みんなと一緒に頑張ります！と参加され、次第にだんだん来る回数が減り、ある日突然猫を黙っておいていく方。

譲渡会に参加して、身分証明書の確認とコピーをもらおうとすると、身分証を忘れたので、取りに行ってきます！とそのまま猫を置き逃げする方。

 

信じられないような本当の話なんです。あまりにもこういうことが続くと、本当に心が折れてしまいそうになることがあります。

 

猫を連れてくる時には必ずご自宅と現住所、氏名、連絡先、免許証があればそういうのをちゃんと見せていただいてしておりますが、たとえそこにたどり着き、直接お話できても「そちらで無理であれば、そのまま外に出してください」というのがいつも聞くお返事です。私たちがそれができないことを見透かしてるかのように。

 

 

色々な試練もあり、とても複雑な心境になることもありますが、気持ちは前向きにみんなで一丸となって、この危機を乗り越えようと思っています。

多頭現場から連れてきた猫たちの親御さんにも、もう一度状況を再認識してもらい、気持ちを切り替えて、自分たちの猫のご飯代、医療費などしっかり対応していただけるよう、お話ししていかなければなりません。

 

当初、朋猫で資金を作るための場所として用意していたスペースが、この猫たちのために使えなくなっています。

短期のお預かりを頑張り、そこで得た資金で地域猫のご飯代にし、電気水道を払おうと思ってた矢先でした。

 

 

こういう経緯がこの2年間にあったことで皆様のお力を借りたいと思いました。

もう一 棟 立てられるともう少し円滑に事は進むと思いましたが、今のご時世そこまで望むことが難しいことが今回よく分かりました。

今いる猫が長期治療になる可能性、肺炎、呼吸器不全。1匹は腎臓が悪く、医療費がかかってくることが分かりました。あとは猫たちを守るための二重ドアを設置したいと思っています。もう少しお力添えいただければ本当にありがたいです 。