オクタマトリカルタを一緒に制作した濱田隆史さんを紹介します

オクタマトリカルタの制作で共同作業をした、濱田隆史さんをご紹介します。

雑談の中から出てきた、「鳥の鳴き声でカードをとるカルタ」。
アイデアはぱっと出てきたのですが、形にする過程では、難しい課題や問題が次々と出てきました。資材や外注の作業のほか、ちゃんと遊べるかどうか、などなど。
その状況を楽しみながら解決していく濱田さんの様子は、さすがゲーム好きだなぁと感心しました。
 

例えば課題のひとつ、スマホで鳥の声が聞こえるアプリ。開発する上でどんな点が苦労したのかを、濱田さんに聞いてみました。

 

①　付属の地図からステージを選択

 

野鳥は、オクタマトリカルタで集録している33種類がいっぺんにいるわけではなく、場所によって生息地が違っています。オクタマトリカルタは、9か所の「鳥スポット」に分けて遊べるように工夫しました。

例えば「氷川」は、奥多摩駅周辺から川べりにかけて散策できる場所。なので市街地にいるスズメなどの身近な鳥と、川の近くで聞こえる鳥を中心に選んでいます。

「雲取山」は、標高2017メートルの東京都で一番高い山です。亜高山帯に住む野鳥がいるのが特徴です。

 

ゲームでは、その「鳥スポット」を選ぶのに、付属の「奥多摩トリスポットマップ」からQRコードで読み取る方式にしました。

当初は、スマホの画面上で場所を選んでもらおうかと考えたのですが、地図を手に、奥多摩を探索するようなワクワク感があるので、この方法にしたそうです。

 

②　サクサク快適な操作感

 

スマホを使って遊ぶ際に、データが重いと表示までに時間がかかってしまいます。少しでも表示速度を向上させてサクサク動くように、画像のクオリティを維持しつつ、圧縮しました。

 

例えば、下の鳥の写真は26KBまで圧縮されています。

これだけ少ないデータ量だと、通常は画像が荒れてしまうのですが、そう見えないような工夫をしました。ちなみに最近のスマホの写真は、2-3MB（つまり2000-3000KB）。なので、表示の写真は、スマホなどよりも100分の1程度のデータ量になっているということです。

 

遊びやすさを追求して、目立たない細かな工夫がたくさん施されているんですね。
オクタマトリカルタは、ローテクなカルタと、スマホを使ったハイテクな鳥の音声が組み合わさったゲーム。操作も簡単で、年齢を問わず、誰でも楽しめるゲームになっています。

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達成金額に到達しないと、みなさんのお手元に届けることができません。オクタマトリカルタの応援を、ひきつづきよろしくお願いします！