7月の豪雨で一瞬にして同時に失ったピザ窯と陶芸窯を再建したい。

7月の豪雨で一瞬にして同時に失ったピザ窯と陶芸窯を再建したい。

支援総額

1,346,000

目標金額 500,000円

支援者
69人
募集終了日
2021年5月5日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

第一目標の達成のお礼とネクストゴールに挑戦について

 

皆様のあたたかいご支援により、プロジェクト開始より12日目にして最初の目標を達成することが出来ました。本当に有難うございました。感謝の気持ちでいっぱいです。

このプロジェクトの終了期限は5月5日となっており、あと40日以上が残っています。そこで皆様の応援と励ましの言葉に勇気づけられてネクストゴールに挑戦することにしました。何とかピザハウスの着工にこぎつけたものの多額の借入金もあり、ネクストゴールの金額は無謀とは思いながらも200万円と、妻の制止を振り切って高い目標を設定させて頂きました。

ネクストゴールで集まった金額は引き続きピザ作り体験ハウスの建設に使用させていただきます。一日も早い再開を目指して頑張りますので、引き続きご支援くださいますよう宜しくお願い申し上げます。

                                   游山

豪雨で一瞬にして流されたピザ窯と陶芸窯

みなさまをまたお迎えするために、再建の後押しをお願いします

 

ページをご覧いただきありがとうございます。陶工房「游山(ゆうざん)」の田邊游山と申します。

もともとは、福岡で30年以上臨床検査技師として微生物検査を生業としていました。いずれは、田舎暮らしをと願っていたところ、この場所に出会い、2008年に福岡より移住、田舎暮らしをはじめて12年となります。
 

2009年に陶工房游山を開設していまに至ります。陶芸体験、ピザづくり体験などができる施設をコツコツと二人で創りあげ、グリーンツーリズム研究会に参加したり、簡易宿泊所としての営業許可も取るなど幅を広げ、2015年より陶芸体験・ピザづくり体験・農家民泊などを本格的に始動しました。

 

                                 ( エイトリンク株式会社より許諾を得て動画を掲載しています)

有難いことに、年間1500名ほどの方に県内外からお越しいただき、コロナの感染拡大による自粛期間も明け、活動もようやくまた軌道に乗る見込みがたちつつあった矢先、昨夏に九州地方を襲った令和2年7月豪雨により、ピザ窯と陶窯を一瞬にして失ってしまいました。
 


 

自分たちの年齢や修復にかかる費用のことなどを考えると、このまま閉鎖した方が良いのではと随分長い間悩み続け、一旦は体験教室の閉鎖も考えました。
 

しかし、せっかくここまでコツコツと築き上げてきた場を、このような形で突然閉鎖することにはどうしても納得できず、二人で一人前の仕事が出来る間は、この仕事を続けようと再出発を決意し、今回のプロジェクトを立ち上げました。
 

またこの場所で、みなさまの笑顔の時間を作るために、できることがあれば、なんでもしたい。

そう思っています。
 

今回のプロジェクトでは、みなさまからのご支援でピザ窯を修復し、みなさまを再びお迎えする準備を調えたいと思っております。
 

どうぞ、多くの方のご支援、よろしくお願いいたします。
 

 

人と触れ合い、日がな一日のんびりと里山で過ごす時間

そんなゆたかさを多くの方にシェアして、この里山も元気にしていきたい

「遊山」とは野山で遊ぶことのほか、禅の用語で、人生を悟った人が行脚するという意味があるそうです。悟りを開くのはなかなか難しそうですが、陽気にさそわれて出かけ、何も考えずに日がな一日をのほほんと野山で過ごす、そんな生活を自分自身も送りたい、また、この地を訪れる方にもそんな時間を過ごしていただけるような場としたい、そんな想いから游山(ゆうざん)と命名しました。
 

半農半陶生活とグリーンツーリズム、そんなゆたかな体験ができるのが私ども游山の自慢です。もともと、定年後はのんびりと趣味の陶芸をしながら暮らせたらいいなと夢を描き、九州各地を5年ほど訪ね歩いた末、たどり着いたのがこの場所でした。

 

 

10年間空き家になっていた家の修復や土地の整地開墾のため、3年間毎週福岡から通っているうちに、この地で過ごす時間の方が楽しくなりすぎ、定年まで4年を残し、もともと庭仕事などが好きだった妻と二人、退職して本格的に移住しました。
 

ここは観光地として名高い由布院から車で20分ほど走ったところにあります。城ヶ岳と雨乞岳、幾重にも織り重なり合った山々。天気が少し悪い日にはその谷間から幾筋もの霧が沸き上がっているのを見ることができる、本当に美しい日本の原風景のような里山です。しかし、この場所にも、高齢化、人口減少、限界集落が時を経て消滅集落になってしまうという現実が押し寄せています。

 

私自身は、元来人づきあいがうまいほうではありませんが、こんな素晴らしい里山の風景が何もしなければ失われてしまうかもしれないという危機感があり、訪れてくれた方が何度も足を運びたくなり、ひいては移住のきっかけにもなるような場開きをできたら、と思い游山を開いたのです。

 

 

のんびりと田舎暮らしを楽しみつつ、地域の活性化に貢献できればと思い、活動を続けてきました。
 

修学旅行や教育旅行の一環の農家民泊を体験した学生さんが、今度は家族を連れてまた遊びに来てくれたり。外国から来訪くださる方もいらしたりと、この場があることで、これまで出会うことのなかった新しい世界や人との関係が広がり、この場を拓いて本当によかったと感じています。

 

 

 

 

コツコツと積み上げてきた場を一瞬にして押し流した豪雨。

失くしてみてあらためて気づいた游山の価値。

困難があっても、再建し、もっとこの地の魅力を多くの人に伝えたい

 

第一波のコロナ緊急事態宣言期間が過ぎて、6月末の土曜日から久し振りに体験教室をオープンした10日後、朝から雨が激しく降り続いていた7月7日の深夜12時にそれは起きました。ドドドッー・バリバリッーという異常な音に目覚め、外を見ると稲妻の光の中に、いつもとは全く異なる光景が目に飛び込んできたのです。

 

停電した真っ暗闇の中、家のすぐそばまで土砂が押し寄せ、陶芸工房に泥水が勢いよく流れ込んでいました。急場しのぎに陶芸用粘土で土嚢を作って積み上げ、朝を待ちました。

夜が明けるのを待って外に出ると、高さ7m幅25mにわたって家の前が崖崩れを起こしていました。ピザ窯は完全に土砂に飲み込まれ、陶芸の窯小屋も小屋の半分くらいの高さにまで土砂が流れ込んでおり、暗澹たる思いに自分自身も飲み込まれそうでした。

 

その日から3日間、近所の方やグリーンツーリズムのメンバーなどに土砂の片付けと窯小屋の撤去などを手伝ってもらった後、妻と二人で少しずつ片付けを進めていきました。
 

軽トラで災害ごみを集積所へ運ぶ作業を1週間ほど続け、その後緊急処置として、10日間かけて重機2台とダンプカーを投入し土砂を搬出して、現在は黒い大きな土嚢38個が積み上げらたままの状態となっています。

 

 

失ってみて、あらためて游山があったからこその出会いが私にもたらしてくれていた豊かさを想い、また、もっともっとこの地の魅力を一人でも多くの人に伝えていきたいという思いがふつふつと自分の中から湧き上がっているのを感じています。
 

コロナ自粛後すぐの豪雨、それ以降ずっと営業をすることができていません。すでに、現在でも400万円という金額の借り入れをしているため、再建にあたっての金銭的な負担は正直小さくはありません。
 

けれど、それでも、私たちは前を向いて進みたい、そう思っています。游山の再開を待ってくださっている方たちのために、これから出会ってくださる方たちのために、そして大好きなこの土地と自分たち自身のために。
 

みなさまのお力も借りながら、より良い形で再建したいと思っています。

どうぞ、応援をよろしくお願いします!

 

 

資金使用使途

 

今回皆様にご支援いただく資金は、游山の再建費用に充てさせていただきます。

 

======

陶芸窯、施設の復旧・・・・・・・200万円
ピザ窯、ピザハウス・・・・・・・400万円
崖の復旧工事・・・・・・・・・・270万円
送料・・・・・・・・・・・・・・・6万円
クラウドファンディン手数料・・・・6万円

======

 

現状、2021年7月に再開をしたいと動き始めています。まずは、陶芸の窯の復旧に着手し、7月を目標にピザ窯をできるだけDIYしながら再建する予定です。
 

崖の復旧工事も行いたいところなのですが由布市は多くの場所で令和2年7月豪雨の大きな爪痕が残っており、まだいつ工事に取り掛かることができるのかは不明な状況です。

コロナ自粛後に豪雨災害に見舞われたため、7月以来まったく営業できていません。
 

一部補助金を活用する予定ですが、すでに借り入れを行っていて、資金繰りに非常に頭を悩ませながら、手探りの再始動です。多くの方に知っていただき、応援の声やご支援を賜ることが大きな力になります。

 


【プロジェクト終了要項】

●オープン完了予定日    
2021年7月1日

●建築・改修場所    
大分県由布市庄内町渕2260

●建築・改修後の用途    
ピザ窯およびピザ作り体験ハウスの建設

●その他    
2021年6月31日までに、実行者が、大分県由布市庄内町渕2260でピザがまの修復を行ったことを以って、本プロジェクトを実施完了とする。

 

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プロフィール

2005年:この地に出会い週末田舎暮らしを始める 2008年:定年まで4年を残し福岡市より移住 半農半陶生活を目指す 2009年:陶工房游山 開設 2012年:由布市グリーンツーリズム研究会入会 2013年:游山 簡易宿泊営業許可取得 2015年:陶芸体験・ピザ作り体験教室開設と農家民泊を本格的に始動

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リターン

3,000


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シンプル応援プラン3000円

感謝の気持ちを込めたお礼の手紙を送らせていただきます。
ピザハウスにお名前を掲示させていただきます。(任意)

申込数
10
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

5,000


陶器返礼プラン(送り先は日本国内に限らせていただきます)

陶器返礼プラン(送り先は日本国内に限らせていただきます)

茶碗、コップ、お皿、猪口、一輪挿しなどのうち2点をご支援いただいた順にお選び頂きます。おまかせの場合はその旨お知らせ下さい。

申込数
8
在庫数
41
発送完了予定月
2021年7月

3,000


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シンプル応援プラン3000円

感謝の気持ちを込めたお礼の手紙を送らせていただきます。
ピザハウスにお名前を掲示させていただきます。(任意)

申込数
10
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

5,000


陶器返礼プラン(送り先は日本国内に限らせていただきます)

陶器返礼プラン(送り先は日本国内に限らせていただきます)

茶碗、コップ、お皿、猪口、一輪挿しなどのうち2点をご支援いただいた順にお選び頂きます。おまかせの場合はその旨お知らせ下さい。

申込数
8
在庫数
41
発送完了予定月
2021年7月
1 ~ 1/ 19

プロフィール

2005年:この地に出会い週末田舎暮らしを始める 2008年:定年まで4年を残し福岡市より移住 半農半陶生活を目指す 2009年:陶工房游山 開設 2012年:由布市グリーンツーリズム研究会入会 2013年:游山 簡易宿泊営業許可取得 2015年:陶芸体験・ピザ作り体験教室開設と農家民泊を本格的に始動

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