2024/08/15　富山大学附属病院手術室　外回り看護師さんのお仕事

富山大学附属病院手術室で働く様々な医療スタッフをみなさんにご紹介させていただきます。今日は外回り看護師さんをご紹介します。間接介助とも呼びます。業務内容は多岐にわたります。オペ室に入室した患者さんにやさしく声をかけて、安心して治療に臨めるようにしてくれています。執刀直前には、手術チームメンバー全員に対して手術前の確認（タイムアウト）の掛け声をかけてくれます。手術がスタートすると患者さんが長く同じポジションを取り続けていると神経麻痺や褥瘡（床ずれ）になるため、予防のために2時間ごとにチェックしながら除圧してくれます。いろいろなことに気を配りながら、全体も看てくださっています。

麻酔科医の挿管の介助をしたり、外科医に滅菌ガウンを着せてくれたり、額に汗をたくさんかいた時にそっと拭ってくれます。滞りなく手術を進めるために、手術室内でのベッド、治療機器やモニターなどのレイアウト調整、物品補充の確認、部屋の室温の微調整をやってくれます。手術の合間には、麻酔科医、外科医、放射線技師、検査技師などチームメンバー間の調整係となり動いてくれています。縁の下の力持ちですね。写真は外回り看護師さん（間接介助）から器械出し看護師さん（直接介助）に滅菌手袋を渡してくれているところです。いつもありがとう！