つくばに手話パフォーマンスを呼んで、手話と科学を繋ぎたい!

支援総額

851,000

目標金額 700,000円

支援者
107人
募集終了日
2020年1月31日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

目標達成の御礼とネクストゴールについて

 

皆様の多大なるご支援で、70万円の目標を達成することが出来ました。はじめは、このプロジェクトを受け入れていただけるか不安が大きかったのですが、支援の輪が広がり、さまざまな出会いもあり、本当に実行してよかった、という気持ちです。

 

おかげさまで残り3日を残しての達成となりました。70万円というのは最低ラインということもあり、ネクストゴールを設定させていただくことにしました。ネクストゴールの目標金額は95万円です。 使用用途は以下です。

 

①パフォーマンスに必要な音響設備の拡充

②リハーサルの際の会場費・きいろぐみ様への交通費等

③チラシ・パンフレットのデザイン代、印刷代

 

①,②に関して、パフォーマンスのために、会場の音響設備とは別にパフォーマンス用の音響設備一式をお借りする必要があります。その際セッティングや必要設備の選定があるため、事前にリハーサルを行うことにしました。そのためにリハーサルのための会場費やリハーサルにきいろぐみのスタッフさんに来ていただき設備の確認をしていただくための費用に使わせていただきたいと思います。

 

③に関して、現在「みんなの学会」チラシはデザイナーをしているスタッフが無償で作ってくださったものです。しかしスタッフとはいえプロの方が作ってくださった素敵なチラシですのでその分の謝礼をお支払いしたいと考えております。またチラシを出来るだけ多くの方に届けられるよう印刷部数も増やしたいと思っております。

 

素敵なパフォーマンスにするため、また多くの方に来ていただくためにどうぞ引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。

2020年1月29日追記 青木優美

 

 

▼クラウドファンディングが初めての方へ 

 

登録の方法を解説した記事を書きましたので参考にしていただければと思います。
https://readyfor.jp/projects/tsukuba-shuwa/announcements/120328

 

 

くばの大学生が協働して分野を問わずみんなが研究を発表でき、

 

全てに手話通訳・文字通訳がついた「みんなの学会」を開催します。

 

分野の垣根、障害の壁を越えた研究発表会にするためにも、

 

手話の魅力を健聴者のみなさんにも伝えるためにも、

 

手話パフォーマンス「きいろぐみ」を招待して

 

みんなで手話を楽しみたいと思っています。

 

皆さまどうかご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

理系学生、手話に出会う。

 

はじめまして、総合研究大学院大学4年の青木優美です。

 

普段はつくば市で研究をする大学院生です。研究のかたわら、各地で研究についてお話ししたり、実験教室をしたりしています。

 

そんな、普段研究漬けの私ですが、ちょっとしたきっかけから手話パフォーマンス「きいろぐみ」に出会いました。そのパフォーマンスを拝見し、聴覚障害者も聴者も一緒になって、手話を使って歌って踊る姿に感動しました。何よりも、手話ってこんなにものごとを表情豊かに表現できるんだ!ということに驚きました。このきいろぐみのパフォーマンスがきっかけで手話を勉強しています。

 

手話で自己紹介する様子
科学のトークイベントで講師を務めた際に、手話で自己紹介しました

 

きいろぐみについて

 

30年前、「まだ、日本で誰も「手話パフォーマンス」という言葉も「手話ライブ」という言葉も使ったことのなかったころから、歌に手話を付け、ステージで身体表現に手話を取り入れ、手話の芝居や手話ミュージカルを展開してきた」手話パフォーマンスの先駆的存在です。

 

去には...

 

◯モーニング娘。 乃木坂46   AKB48  上地雄輔 CHEMISTRY  Hey!Say!JUMP
など、数々のアーティスの手指導・コーディネート。

◯ハリウッド映画「バベル」・ドラマ「オレンジデイズ」「ラブレター」・アニメ映画「聲の形」等手話指導

◯メンバーは、「ドクターX〜大門未知子」・NHK
紅白歌合戦「ゴジラ渋谷襲来〜官房長官手話通訳士」「ろうを生きる難聴を生きる」、「グレイ」ミュージックビデオなど数々の映像に出演

○ ももいろクローバーZ 佐々木彩夏(あーりん)とのトークショー、ステージ共演など。

 

 

 

手話でもっと研究がわかりやすくなる!

手話と科学の出会い

 

私が手話パフォーマンス「きいろぐみ」に出会ったのは2019年1月でした。それまで手話とは縁がなかった私ですが、叔母に誘われ家族で公演を観に行きました。

そこで観たパフォーマンスは、私にとって衝撃的なものでした。

「聞こえなくても音にぴったり踊ってる・・・!」
「手話を使った振り付けで、歌詞が全身で表現されてるんだ!」
「今まで音だけの情報で会話してたけど、手話として目で見るとなんてわかりやすいんだろう!」

それまで聴覚障害者と知り合ったことがなかった私は、教科書的な「世の中には耳の聞こえない人がいて、手話という手を使った言語で会話している」という無味無臭の知識しかありませんでした。ところがこのパフォーマンスを観たとたん、色がついたように鮮やかに手話の楽しさが感じられたのです。

それをきっかけに手話の勉強を始めました。つくば駅のスターバックスでやっている手話イベントに参加したり、聴者と聴覚障害者が手話・筆談・身振りなど「声」以外の方法で語り合う「ろうちょ〜会」に出たり……。初めて英語を勉強したときのように、うまく伝わらないもどかしさを感じながらも、手話の楽しさを感じることができました。

手話を勉強するうちに、手話が時間の流れや空間の位置、個数などを表すのに向いている言語だとわかりました。この特徴は、実は研究を表現するのにぴったりなんじゃないか、と思ったのです。

 

例えば、私が聞いた例は、星のでき方です。「宇宙でガスが集まって星ができます」と日本語では言います。しかしこの情報だけでは手話では表現できないそうです。ガスがゆっくり集まるのか、素早く集まるのか。できる星は1つなのかたくさんなのか。手話を使うことで、ガスが集まる様子やできる星の数がはっきりと表現できるのです。これは確かに手話で表した方が正しく伝わりそうだな、と思いました。聴覚障害者の方が使う手話ですが、実は聞こえる方にとっても、わかりやすい表現ができるのでは、と感じたのです。

 

このことについて動画内で取り上げていただきました。

 

「石を投げれば博士に当たる」

つくばで手話の楽しさを伝えたい!

 

やがて、手話で研究を表現できるようになりたい、と考えるようになりました。私の住むつくばは、博士号取得者が10%を越える科学のまちです。さらに、つくばには日本唯一の聴覚障害者・視覚障害者のための大学、筑波技術大学があります。

 

つくばには研究している人がたくさんいて、手話を研究している人がいて、手話を使って研究している人がいる。にも関わらず、このつくばですら研究者や大学院生が市民に研究内容を語るイベントはあっても、手話つきのものはほとんどありません。


研究が手話で語られるようになれば、聴覚障害者が科学イベントに参加しやすくなる上、健聴者も研究が正しく理解しやすくなり、まさに一石二鳥。その実現のために、多くの研究者や大学生・大学院生に手話に興味を持ってもらいたい!と思いました。


しかし、突然「一緒に手話を勉強しましょう!」と言っても受け入れられないと感じました。英語や他の言語でもそうですが、学校で教科書を押し付けられて、さあ勉強しろ!と言われてもやる気は起きないと思います。

 

言語の特徴を知って、面白さを知ったからこそもっと知りたい、使いたい!と思うようになると思いますし、実際私もそうでした。ですので、まずは手話の楽しさを知ってもらうために、つくばにきいろぐみを招待したい、と思ったのです。

 

 

聞こえる人も、聞こえない人も、

一緒につくばで手話と科学を楽しみたい!

 

手話と研究を繋げるために、きいろぐみの公演単体ではなく、研究発表のイベントと一緒に公演を行う形にしました。そのイベントはつくば院生ネットワーク(TGN)主催の「みんなの学会」です。つくば院生ネットワークは10年間、つくばでの研究活動の交流を活発にしたい、研究の成果を専門外の方にもわかりやすく伝えたい!という思いで活動を行ってきた団体です。

 

「みんなの学会」は学問分野,理論―実践の枠組みを超えた学びを目指す学生のための学会で、今回は「ユニバーサルな学び ~手話から学ぶ,伝えるということ~」をテーマに、「聞こえる/聞こえない」の違いに関係なく,研究を語ることを目標にしています。つくばの学生が自分の研究を発表し、その全てに手話通訳(音声→手話)、文字通訳(音声→文字、手話→文字)、音声通訳(音声→手話)をつける予定です。

 

この学会にきいろぐみのパフォーマンスを合わせることで、つくばの研究を聴覚障害者の方にも楽しんでもらうとともに、今まで手話に触れたことのない学生や地域のみなさんにも手話の楽しさを伝えたいと思います。手話と科学を掛け合わせたイベントによって、聴覚障害者と健聴者が同じ場所で手話と科学を楽しめるのでは、と考えたのです。


クラウドファンディングでみなさんにご支援していただいた資金はきいろぐみの出演料、キャストさんの交通費に使います。

 

イベント概要

イベント名:みんなの学会


時期:2020年2月15日(土)

 

時間:16:00〜18:30(第一部)


会場:つくばノバホール(小ホール)

 

アクセス:http://www.tcf.or.jp/novahall/access/

 

プログラム:つくばの3つの大学の学生による研究発表、きいろぐみのパフォーマンス

 

参加費:社会人1000円、学生無料

 

その他:第二部として、懇親会とポスター発表を企画しております。(19:00~21:00@up Tsukuba、別途飲食費) ※詳しくはこちらをご覧ください。

※第一部、第二部共に事前の参加登録が必要です。以下より登録をお願いいたします。

申し込みフォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd4hGy5Hix1AUg2fM_Pc-KU6GTNr5LI80mZTzQ0ISvehSaJ0A/viewform

 

 

 

科学を聴覚障害者と聴者の架け橋に

 

手話を学び始めたばかりのひよっこが何を、と思われるかもしれません。

 

また、研究を手話で語ることがいかに難しいかということも完全には理解しきれていません。それでも、このイベントが、研究者や大学生が手話に興味を持つきっかけになり、聴覚障害者も聴者も一緒に手話と科学について考えていけたらいいと思っています。


これから、科学の街つくばで、手話と科学に興味がある人を増やし、継続的に手話で科学についてお話ししたり、研究に使う手話を作ったりしたいです。

 

そのために、手話の魅力を多くの方に知ってほしい。きいろぐみの手話パフォーマンスを見たら、きっと私のように、手話に興味がなかったような人も感動すると思うんです。

 

私の思いに共感してくださった方、ぜひご支援をお願いいたします!

 

ーーーーー
本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

総合研究大学院大学素粒子原子核専攻4年(博士後期課程2年)。専門は素粒子実験のための測定器の開発と物理 シミュレーション。研究のかたわら研究の広報活動にも積極的に取り組み、これまでに30回以上の実験教室や講演を実施。2017年よりつくば院生ネットワークに参加。 ※つくば院生ネットワークは、10年前に設立され、つくばでの異分野研究の交流を活発にしたり、研究の成果を専門外の方にもわかりやすく伝えたりするイベントを開催しています。

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シンプル応援プラン

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在庫数
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2020年2月

3,000


みんなの学会報告書をお送りします!

みんなの学会報告書をお送りします!

当日の活動内容を報告書にまとめてPDFでお送りします。

申込数
28
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

3,000


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28
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月
1 ~ 1/ 20

プロフィール

総合研究大学院大学素粒子原子核専攻4年(博士後期課程2年)。専門は素粒子実験のための測定器の開発と物理 シミュレーション。研究のかたわら研究の広報活動にも積極的に取り組み、これまでに30回以上の実験教室や講演を実施。2017年よりつくば院生ネットワークに参加。 ※つくば院生ネットワークは、10年前に設立され、つくばでの異分野研究の交流を活発にしたり、研究の成果を専門外の方にもわかりやすく伝えたりするイベントを開催しています。

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