ボランティアさんのご紹介：井上さん

にしなり☆こども食堂を支えてくださっているボランティアの方々。

 

今日は、2020年に本業の取引先の紹介で関わり始め、ボランティアを続けている井上さんにお話を聞いてみました！！

 

 

質問１：にしなり☆こども食堂でボランティアをしている理由は何ですか？

 

井上さん：

元々大学時代に、こどもたちが大学生と遊ぶことで将来の自分をイメージできるような学びを提供する目的でボランティアサークルを作り、保育園や小学校を周って一緒に遊ぶ活動をしていました。社会人になって時間がなくなり活動ができていませんでしたが、仕事が落ち着いてきて、ボランティアを再開しようと活動の場を探しているときに、取引先の方から紹介していただいたことがきっかけです。

実際に足を運んでみて、冬でも靴下を履かない子や、お風呂に入れていない子がいて、自分が住んでいた環境とは全然違う苦しさをこどもたちが持っていることを知りました。

その中でにしなり☆こども食堂は、単にこどもに食事を提供するだけではなく、関係を築く中で気になる子とゆっくり話す時間を作るなど、地域に根差した課題解決をされており、何かお手伝いができればと思って活動を続けています。

 

 

質問２：やりがいを感じることは何ですか？

 

井上さん：

こどもたちは元気に食堂で遊んでいるので、はたから見てもわからないのですが、様々な事情を抱えている家庭があると聞きます。例えば、晩ご飯がない家庭には、ご飯を多めに作って持って帰ってもらったりしており、そういう人手がなければできないことのお手伝いができるということはやりがいです。

 

 

質問３：こどもたちとの関わりの中で印象に残っていることは何ですか？

 

井上さん：

2年間という時間で、こどもたちがこども食堂で学んで成長していると感じます。

出会ったばかりの頃は暴力をふるっていた子が、新しい子を引っ張ってくれる存在になっていたり、積極的には周りと会話しなかったお母さんが、こどもたちと関わるようになったり。

こどもの社会だけではなく、色々な人と触れ合っているから成長しているのではないかと思うし、こどもだけじゃなくて、親子で支えるというのが実現されていると感じることが多いです。

 

 

 

質問４：今回のクラウドファンディングの挑戦についてどう思っていますか？

 

井上さん：

子どもに関わるボランティアをしていた大学の頃から、つながりがなくなってきているというのが地域の課題だと思っていましたが、自分では解決方法を見つけることができませんでした。そんな中、川辺さんと出会ってつながりの家の話を聞き、こういう解決方法があるんだ、と納得感がありました。

西成だけではなく、全国で必要とされているつながりの形であり、だからこそ全国に広がっていってほしいです。

 

にしなり★つながりの家は、こどもたちだけではなく色んな方がつながる場所で、様々な社会課題解決の原点となるような場所なので、皆さんに知ってもらって、応援してほしいです！