再び共に生きるために…対馬のカワウソの生態調査を行いたい!
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支援総額

1,616,000

目標金額 730,000円

支援者
167人
募集終了日
2020年2月25日

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2020年01月18日 10:00

済州島、4・3事件

「済州島(チェジュ)にはカワウソはいない」と言われていた。済州島は韓国本土から100キロにある火山島のリゾート地だ。


 ところが、2018年1月、カワウソのロードキル(交通事故)死体が見つかった!

 交通事故に遭ったということはカワウソがいたということであり、自力で泳いできたか、何かの形で流れ着いたと考えられる。

 これは行くしかあるまい!? 対馬に流れ着いたというヒントが見つかるかもしれない。

 

 ロードキルに遭った現場は、車が行きかう街の真ん中だ。周辺にあるいくつかの河川を見て回ったのだが、みんな枯れ沢でカワウソが生息できるような川はなかった。

交通事故現場


 チェジュ島は火山島だから、雨水は伏流水となり生活水は地下水だ。そして、大雨が降った時だけ「溝」を流れる、それが川(溝)だ。
 …川の無いところにカワウソは棲めまい? そんなところになんでカワウソがいたのか?!
 そこで今度は河口を見回った。河口から2~3キロには水があり、護岸は火山岩の石造りでいくらでもカワウソが潜り込める、海でサカナを捕まえている限り、「食と住」は確保できるだろうから、かろうじて生きては行けるだろうと思えた。

済州島の川

 …それにしても、よくまぁ100キロを泳いだ(流れ着いた?)ものだ。


 3月の終わりに行ったのだが、町中に「4・3事件を忘れるな!」という横断幕が目立つ、「4・3事件」とは、1948年に米軍統治下の韓国軍がチェジュ島民を虐殺したという事件だ。
 ガイド兼ドライバーの高さんは80歳で、この事件の経験者だった。
おそらく身内が殺されるとか、幼い自分が山中を逃げ回る、などの辛い経験をしたのだろうな、口が重くて、あまり話をしたがらなかったかったけれど、こんな話をしてくれた。
 事件数日後、虐殺されたご遺体がチェジュ海流に乗って何柱も対馬北岸に流れ着いた…それを対馬の人たちが丁寧に弔ったそうだ。
 そして現在も、毎年4月3日には日韓合同慰霊祭が行われている。
「…日韓関係が今後どうなろうとも、対馬の人たち(日本人)がしてくれた感謝の気持ちは変わりません」と。


 日本人ってのはそ~ゆ~国民なんだよ!、だったら韓国から流れ着くカワウソだって、いつだってウェルカムだ!

リターン

3,000


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あなたも調査隊の一員に!調査報告コース

・御礼メール
・全5回の調査報告をメールにてご報告

申込数
32
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年4月

5,000


調査メンバーの証です!ステッカーコース

調査メンバーの証です!ステッカーコース

・御礼メール
・全5回の調査報告をメールにてご報告
・ツシマカワウソステッカー

申込数
48
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発送完了予定月
2020年5月

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