再び共に生きるために…対馬のカワウソの生態調査を行いたい!
再び共に生きるために…対馬のカワウソの生態調査を行いたい!

支援総額

1,616,000

目標金額 730,000円

支援者
167人
募集終了日
2020年2月25日

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2020年01月19日 10:00

カワウソとヤマネコ

 韓国で観察している限り、カワウソとヤマネコは「片利共生」の関係にあります。
「片利」・・・つまり、ヤマネコにとってだけ利があるのです。

 カワウソは獺祭(遊びで魚を捕まえて岸に並べる)をしたり、自分の体ほどもあるサカナを捕まえ、内臓だけを食べて放ったらかしです。
 それをヤマネコは知っていて、カワウソがいる時間帯は草の影に身を隠し、カワウソがいなくなるとのっそり姿を現して、獺祭後や食べ残しをむさぼり食います。

 


 なぜ、対馬なのかわかるでしょう? カワウソはツシマヤマネコのためにいたのです。
 そのカワウソも少なくなった(制限要因はわかりませんが)ので、韓国から出張ってきた!と考えてはどうでしょう? 水辺生態系の頂点であるカワウソは、いわば「横綱」ですから、ヤマネコに胸を貸しているのでしょうね。


 20年も前から対馬の人々は、ツシマヤマネコ保護に尽力してきました。
無農薬の田んぼ(バッタやネズミといったヤマネコのエサを確保するため)を作ったり、ロードキルを防ぐための看板設置や、カルバート作り、環境教育、普及活動…この具体的な保護活動には本当に頭が下がります。
 私も「勝手に応援団」で、ツシマヤマネコのグッズを作り、対馬の「そば道場」に置いてもらっています、1本1本…ヒゲは手植えですが、これは「写経」の気分でツシマヤマネコに生き抜いてもらいたいための願いでもあります。

 

ヤマネコのヒゲを1本1本手植えしている様子


 20年前はツシマヤマネコの数は80~100頭と言われ、現在は70~100頭です。
 この現状維持だけでも「保護」が効いているいるのだと思いますが、それだけでは足りないから、「テコ入れ」に自然がカワウソというエースを投入させた! そう考えると愉快です。


 韓国と北朝鮮は、南北合同カワウソ調査をしています。南北を流れる、イムジン河の国境線には「水雷」が埋設してあるので人間は通れません。

 しかし、カワウソは自由に行き来しているのです。
 イムジン河の歌詞「北の大地から~南の空へ~飛び行く鳥よ自由の使者よ~♪」という部分は、カワウソもそうなのです、連中の間ではとっくに南北統一されているのですね。
 人間の政治的な思惑なんてどこ吹く風で、南北を自由に行き来しているカワウソ…痛快で素敵です!

リターン

3,000


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あなたも調査隊の一員に!調査報告コース

・御礼メール
・全5回の調査報告をメールにてご報告

申込数
32
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年4月

5,000


調査メンバーの証です!ステッカーコース

調査メンバーの証です!ステッカーコース

・御礼メール
・全5回の調査報告をメールにてご報告
・ツシマカワウソステッカー

申込数
48
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年5月

3,000


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あなたも調査隊の一員に!調査報告コース

・御礼メール
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32
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制限なし
発送完了予定月
2020年4月

5,000


調査メンバーの証です!ステッカーコース

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