3/29(火)　放射線以外の治療方法

放射線治療の他に提案いただいたのが、

 

化学療法である、分子標的治療薬(パラディア)です。

 

治療の位置づけとしては

→寛解を目指した放射線治療

→ＱＯＬを保つ緩和ケア

 

この中間と言ったところでしょうか。

 

もとは脂肪腫などの良性腫瘍の治療薬として使われているものですが、

抗がん剤と違い、癌のステージングが進んでいる段階では、なるべく副作用の負担なく物理的に腫瘍の増殖を遅らせるという補助的な治療になります。

ですので、癌そのものに効くのではなく、現状維持を目標とします。

 

まれに腫瘍が局所ですっきり消えてしまうような事もあるのだそうですが、

はっきりとした事はまだ分かっていないのだそうです。

 

副作用として考えられることは

食欲不振・嘔吐・下痢 が40～50％で不定期に現れるそうです。

 

現在のステロイドは痛みや腫れを引かせるという、緩和的な役割で処方してもらっているもので、パラディアはそれより一歩踏み込んだ治療になります。

 

癌の種類がはっきりしたことでこのような提案を頂けるようになりました。