セカンドゴールへの想い

一昨日は、カインズ新座店様、島忠ホームズ浦和南店様にて保護猫譲渡会でした。

たくさんの方にご来場いただき、14人のかたから12頭にお申込みがありました。

猫は愛情だけでは幸せに生きれません。

 

彩の猫では、猫の健康管理、飼養管理に積極的なお考えを持つ方に譲渡しています。

 

それを厳しいとおっしゃる方もいらっしゃいます。

 

でも、命への責任という目で見たなら当たり前のことだと思うのです。

 

万が一に備え、脱走防止対策に力を入れてくださる方なら、その万が一が起きた時、必死で探してくださるでしょう。

 

猫が病気になった時、居ても立っても居られない気持ちで病院に駆け込んでくださる人は生涯を溺愛してくださるでしょう。

 

彩の猫は年間150～200頭を超える猫を保護し、譲渡しては保護し、施設や預かりボランティアさん宅を合わせますと常時130～150頭の保護猫を抱えています。

 

たくさんいても、数減らし的な譲渡はしていません。

 

その子、その子に用意された幸せは２年後かもしれません。もっと先かもしれません。

 

それでもいいのです。

 

幸せにするために救い上げた命ですから、その子にとって最高の幸せと思えるおうちへ送り出すのが、保護した私たちの責任だと思っています。

 

でも、こんな活動がなくなる日が来てほしいとも思っています。

 

与えて与えて与えるだけの見返りのない活動です。

 

お金もマンパワーもたくさん必要で、

 

救っても救っても救いきれないほど不幸な命がたくさんいて、

 

息切れしてしまう危険もありますが、

 

苦しさの中で差し込む光は「不幸な命ゼロは夢じゃない、必ず叶えられる日が来る」と言う希望です。

 

 

汚れやせ細った体で飢えさまよい、車にはねられたり、病に侵され苦しむ猫を救うために医療という名の愛護の手を。

 

第一目標額を達成させていただき、そのために必要なレントゲン機器を購入することができます。

 

そして第二目標は

不幸な命を生ませないために、

不幸な命を生み出している場所へ獣医師と共に出張避妊去勢手術に行くためのバスの購入資金のための挑戦しています。

 

不幸な命ゼロを目指すために

 

不幸に生きる命を守ること。

 

不幸に生きる命を生ませないこと。

 

どちらが欠けても成しえないことです。

 

クラウドファンディング終了まで残り12日となりました。

ラストスパートへです。

皆様のお力添えをお願いします。

 

一般社団法人彩の猫　代表理事　堀口みゆき