貧困の連鎖を食い止めるために「市民が市民を救う社会へ」一緒に広めていきましょう。

一般社団法人生活サポート基金　代表理事の久保田修三様より応援メッセージが届きました。

生活サポート基金は、多重債務問題の解決のための市民ファンドを原資とした福祉的貸付と東京都の生活再生相談窓口を担っています。今年8月までの累計で、独自貸付は8,204人に対し21億2,839万円の貸付による支援を、東京都の相談では14,863人の家計相談により生活再生の支援を行うことができました。その中でそれまで十分な支援ができなかった社会的弱者と言われる方たちへの取組みを始めるために2019年に東京都のソーシャル・エンジェル・ファンド(SAF)の公募にチャレンジしました。その柱は、東京から貧困の連鎖を食い止めるためにひとり親と社会的養護下の若者を対象とする就労と就学の支援とし、検討にあたっては首都圏若者サポートネットワークの池本さんにも大変お世話になりました。応募の結果、都の運営事業者として採択され、2021年から東京での体験就労プログラムへの助成を通して就労キャリアワーキンググループや都内の自立援助ホーム、体験就労を受け入れている協同組合の皆さんと連携をしています。 SAFの財源は東京都のESGファンドという、都と民間が協調して国内の自然エネルギー等への投資で生まれる収益からの寄付で、自治体による新たな社会問題への取り組みとして評価できるものです。 2005年の設立以来、生活サポート基金の思いは、「市民が市民を救う社会へ」です。 私たちは東京都の取組みだけで足りない、市民による取組みをさらに広げる必要があると感じています。 私たちからも多くの市民の皆さんの若者応援基金への寄付による参加を呼びかけます。 一緒に進めていきましょう。