プロジェクトの目標がよき形で実現していくよう、ささやかですが、応援さ せていただきたいと思います

立教大学名誉教授/一般社団法人社会デザイン・ビジネスラボ代表理事中村陽一さんから応援メッセージが届きました。

立教大学の社会人大学院「21世紀社会デザイン研究科」（24年4月より「社会デザイン研究科」）にて長らく社会デザイン（ソーシャルデザイン）に関わる学びと実践の場を展開してきました。22年3月の定年後、23年5月より池袋東口にてHIRAKU IKEBUKURO 01という地域のサードプレイス、コミュニティスペースのファウンダーとして、地域企業が組織を超えて社会的事業を創発する場、私の1万数千冊の蔵書を活かしたSOCIAL DESIGN LIBRARY®、社会デザインの多様なテーマにフォーカスする企画展、棚主さんとともにつくるシェア型のHIRAKU書店を中心に多様な方々が集う場の運営を行っています。

この間、実験的に開催してきた「親子で体験するリーディング」「HIRAKUで読む」を発展させ、喫緊の社会問題でもある子どもの貧困や格差の解消に取り組んでいきたいと考え、活動を始めています。その際、経済的な格差や食などの貧困と同等に重要な課題として「文化体験の格差」があると考えています。そこを埋めることをめざして、（私の教え子や仲間でもある）プロの俳優や演出家による童話や絵本などのリーディング（演劇的な読み聞かせ）、子どもも参加してまちづくりを考える舞台作品（リーディングとワークショップ）を上演しています。

　首都圏若者サポートネットワーク（若者おうえん基金）による「誰にも頼れない子ども・若者たちに『あなたの将来を応援している人がいる』ことを伝えたい」プロジェクトは、私（たち）の思いと深く重なり合うとても大事なチャレンジだと思っております。プロジェクトの目標がよき形で実現していくよう、ささやかですが、応援させていただきたいと思います。