支援総額
目標金額 5,000,000円
- 支援者
- 533人
- 募集終了日
- 2023年7月31日
ウィーログ ユーザーストーリー(岩城一美さん)
いつもと変わらぬ朝、子どもたちにお弁当を作って「行ってらっしゃい」と学校に送り出し、仕事に行きました。しかし、その日の仕事中に怪我をして脊髄を損傷したため歩行不可能となり、車いすが私の足となりました。
半年間の入院生活を経て、退院後自宅の生活に慣れるまでは相当時間がかかりました。今まで通りの時間で自分の身支度、排泄ができず何度挫けそうになったか数え切れません。でも子どもが帰ってくれば「お帰りなさい」と入院中ずっと言いたかった言葉と迎えてあげることが今度は心の支えとなりました。
とにかく自分でできることは以前のようにできるところまでやり、どうしても出来ないことだけを子供達や友人に助けてもらおうと毎日がリハビリ、そして試行錯誤の日々でした。
そんな数年を過ぎた頃、ある1人の青年がSNS上で目にとまりました。青年の投稿には「車いすで世界を一周する」と書いてあり、車いすで?と気になりすぎて世界一周旅行へ行く前に連絡をとったことが私の人生を変えました。
初めて会ったことがないその青年に自分から連絡を取り、障害は違えども車いすを利用する初めての車いすの友達となりました。そして青年が世界一周を終え、講演会を東京ですると聞き、これはリアルに会いに行かなくちゃ、と1人日帰りで上京するきっかけへとつながっていくのです。
ドキドキしながら新幹線に乗り、東京駅から近い場所ではあるのですが何度もルートを確認したこと、そのときの不安な気持ちを鮮明に覚えているのと、会場にたどり着けた安心感は忘れられません。
会場で私は周りにいたお姉様方に声をかけていただき、静かに彼の話に耳を傾けました。講演会が終わった後、懇親会があると誘われたので会場へ移動すると、私はまた驚く光景を目にしました。
「車いすユーザーってこんなにいたの?」
これは彼の講演会の懇親会とウィーログ(ここでアプリに出会うことになります)の交流会が合同で行われていたためでした。
緊張も解け、たくさんの方とお話しするうちに、ウィーログアプリをダウンロードしてもらいました。すると、皆さんが「キャンプに行く」というのです。車いすでキャンプ?そんな事ってできるの?もともとアクティブな私が話をしていくうちに甦ってきて、ぜひ参加したいと伝え、ウィーログキャンプメンバーに加えてもらえることになりました。
また、青年に「織田友理子さんを紹介して」とお願いしたら、「そこは自分から声かけなくちゃ」と背中を押され、自分から声をかけ友理子さんともお話しすることができました。外に出て、人と話しをし、忘れ始めていた気持ちを取り戻していける時間となり、私は新たな扉を開けたのです。
「車いすでも外に出て活動ができるんだ」と、自分自身のバリアがウィーログによって解消されていき、この時から人との出会いはご縁でもあり必然でもあり、ご縁をつかむかは自分次第なのかも、と考え始めました。
それからの私は、車いすユーザーや障害者が行きもしないようなところに自ら飛び込んでいき、必ず公共交通機関を利用して、自分を知ってもらうようにしています。
そうすると飛び込んだ先の人たちは、どうしたらいいのか考えはじめます。もちろん障害があるために健常の人と同じやり方ではできないこともありますが、だからと言って障害を理由にはじかれることなく、自分に見合った方法で相手に知ってもらえるよう取り組めるやり方があると思い、実践しています。
私自身、このアプリを使い始めた当初はアプリに投稿したらもらえる宝石の色が変わるのが嬉しかったんです笑。そして何より、アプリの投稿はお金では買えない、自分自身の出かけた時の記録でもあります♡
ウィーログアプリを使い始めてから、アプリがお守りから(これは情報がある場合)旅の手帳に変わった感じがしています。その記録が積み重なり、私自身が殿堂入りし、キラッキラな記念の名前入りをいただけるようになるとは思ってもいませんでした。
私の伴走アプリWheeLog!をこれからも大切にしていきます♡
今回のクラファンで織田友理子さんの溢れる想いを聞いた時、このアプリは目的(確かに目指すものやゴールがあり到達点がありますが)だけではなく意義がある、アプリ自体に価値があると思う私です。特に、嚥下障害が今回の改修の大きなポイントです。
私の友人のお子さんも食事をする際、食べ物を砕くハサミのような器具を持ち歩かなくてはいけません。もし飲食店にもっと嚥下食に対する理解をしてもらえるような社会になっていけたら、最初から刻み食で盛り付けも考えてもらえるきっかけになるかもしれないです。(体調不良で入院した時は形がなくてもきちんと盛り付けしてくれていました)
食べたい物を食べられるという楽しみが、お家の人や友人とお出かけしようという大切な扉を開く鍵になりそうです。

車いすユーザーは、ただ歩けないから車いすなのではなく、生まれつき、進行性の病気、怪我などたくさんの属性があり、だからこそ車いすの形も違うわけであり、100人の障害者がいれば100の障害があると私の尊敬する人生の先輩が言っていました。
嚥下障害対応をしてくださる飲食店が増えることにより、気軽にお友達、お家の人とお出かけした時の楽しみの機会が奪われないという想いが込められていることを皆さんに知っていただきたいと願っております。
私は、共生社会という言葉を使わなくても相手の気持ちを知ること、一番の方法は私たちのような身体性特徴があるような人とも、区別なく友達になれるような関係性を築いていくことで、相手のことを知りたい気持ちから自然と質問もたくさん出てくると思います。そして、会話を重ねる中でお互いを知り、共に生きることができると思います。
いずれは共生社会という言葉がなくなるよう、障害の有無に関わらず相手の心に寄り添える気持ちが自然と生まれ、お互いを思いやることが当たり前になる世の中を目指したいです。
最初に青年からもらった鍵の扉を開け、階段を登った先では次の扉を開くための鍵をウィーログ代表の織田さんが渡してくれ、扉を開くたびに誰かとつながり、怪我を境に今までとはまた違った豊かな人生となりつつあります。ウィーログからもらった鍵をいつの日か違う誰かに手渡せる人になり、たくさんもらった恩を恩送りできる自分を目指して行きたいです。

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ユーザーストーリーは、今後も増えていく予定です。お読みいただき、ありがとうございます!
リターン
3,900円+システム利用料

【NEW】サンキュー応援コース
■代表 織田友理子からお礼のメール
第一目標達成、ありがとうございます!ウィーログは、今年3月9日にNPO法人を設立し、再スタートを切りました。支えてくださるみなさまへの感謝を込めて、そして一人でも多くの方にウィーログコミュニティの仲間になっていただけることを願って、サンキュー応援コースを追加させていただきました。
※複数口のご支援も可能です
- 申込数
- 56
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年8月
5,000円+システム利用料

【5千円】シンプル応援コース
■代表 織田友理子からお礼のメール
※複数口のご支援も可能です
- 申込数
- 155
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年8月
3,900円+システム利用料

【NEW】サンキュー応援コース
■代表 織田友理子からお礼のメール
第一目標達成、ありがとうございます!ウィーログは、今年3月9日にNPO法人を設立し、再スタートを切りました。支えてくださるみなさまへの感謝を込めて、そして一人でも多くの方にウィーログコミュニティの仲間になっていただけることを願って、サンキュー応援コースを追加させていただきました。
※複数口のご支援も可能です
- 申込数
- 56
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年8月
5,000円+システム利用料

【5千円】シンプル応援コース
■代表 織田友理子からお礼のメール
※複数口のご支援も可能です
- 申込数
- 155
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年8月

車いすユーザーの社会参加を応援する!WheeLog!サポーター
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