【No.6】曲が出来るまで

～楽曲制作の信念は音楽らしさ～

大きな震災の悲劇と景気が良くない現在、
日本は「頑張ろう」という意欲に満ちています。

その背景から、
音楽は明るい歌が好まれるし、
暗い雰囲気の歌は好まれないと、
よく知人や友人と話すことがあります。

しかし、
本当にそうでしょうか？

泣きたい時に無理して涙をこらえるよりも、
思いっきり泣いてしまうのが人間らしさです。

楽しい時は無理して笑いをこらえるよりも、
思いっきり笑ってしまうのが人間らしさです。

どんな人にもどんな時代にも、
幸福と不幸は交互に訪れます。

音楽は感情を音で表現します。
明るい曲も暗い曲も作られて、
心のあるがままに表現されるのが、
音楽らしさだと信じています。

歌詞もメロディも自然と心から溢れる想いを
素直に表現するのが僕の楽曲制作の信念です。

音楽だけは風潮や人の好き嫌いを優先するよりも、
自分の信念を貫いて楽曲制作していきたいのです。

【No.7】につづく