ご挨拶

 

屋久島うみがめ館　代表の大牟田一美です。

 

この度、Readyforさんのサイトでクラウドファンディングに挑戦をスタートし、初日より心あるご支援を賜りまして誠にありがとうございます。

心から御礼申し上げます。

 

しかし、まだまだゴールまで長い道のりです。

 

プロジェクトの紹介記事の中にもありますように、当法人は1985年より活動を開始し30年以上にわたり、島内の有志が中心となってウミガメたちが安心して産卵し、卵が波によって流出したり、砂が人間に踏み固められて子ガメが脱出できないで命を失ってしまわないように浜の保全、注意喚起、カメの保護と観察、調査、記録を行ってきました。

 

数々の報道にもありましたように、夜から朝まで浜で行う保護活動への体力的限界と後継者不足により、昨年、解散の危機に陥りました。

 

その後なんとか人不足は解消できたものの、いま私たちに重くのしかかるのは資金難の壁です。

解散の危機下にあった2018年は寄付をすべてお断りしていたため、年間2,000万円ほどかかる今年の活動資金が不足しています。

特に4月〜9月の産卵シーズンの保護活動にはカメに装着をする個体識別タグや調査用具の準備などもふくめて600万円が必要ですが、それすら危うい状況です。
しかしそんなことは知る由もなく、ウミガメは、今年も4月頃から産卵のため、ここ屋久島に上陸します。

 

ウミガメを守れるのは、私たちしかいない。でも私たちだけではできない。
いま、至急の助けが必要です。

 

この活動が次の世代にそしてその先へつながり、未来にこの浜の環境を残していきたい。活動を継続していくためには、運営資金が至近で必要です。

そしてより多くの皆様にこの活動を広く知って頂きたい。

 

引き続き、活動についてこちらに情報を掲載して参りますので、どうかこのプロジェクトを見守り、今年の産卵シーズンの保護と調査活動が行えるように一人でも多くの方にご支援賜りますように引き続き、拡散へのご協力をお願い申し上げます。

 

特定非営利活動法人 屋久島うみがめ館
代表　大牟田一美