支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 392人
- 募集終了日
- 2024年6月30日
ヤマネエコツアーでの「教育の響き」
今回は、湊の「ヤマネエコツアー」のレポートをお届けします
長年取り組むヤマネ保全と教育活動
ヤマネ・いきもの研究所は、紀伊半島の三重県尾鷲市で国交省と共にヤマネを調査し、保全し、教育に活かす活動を長年、行っています。
調査の1つは尾鷲市周辺でのヤマネの食べ物を調べることにあります。ヤマネが食物として利用する樹種がわかれば、その樹を開発するところに植栽することで、ヤマネ保護に導くことができるからです。
森全体の生物多様性を守る取り組み
さらに、ヤマネの餌となる樹は、花(花蜜、花粉など)や果実を提供することになるので、昆虫が訪れ、それを食べる昆虫・クモ・野鳥もやってくることになるため、森のいきもの全体(森の生物多様性)と森を守ることに繋がります。
それで、自動車専用道路(高速道路)を造るために森を分断した場所に、ヤマネたちが歩道橋として利用できる「ミエノワアニマルパスウエイ」を建設し、その周辺にヤマネの餌となる樹を植えました。また、造られたトンネル(通称 ヤマネトンネル)坑口周辺にも植栽しました。
この苗の一部は、尾鷲小学校の児童が5年間かけて育てたものです。
高速道路の多機能性とモニタリング
尾鷲の高速道路は、南海トラフ地震の津波避難場所や災害時の物資輸送ルートとしての役割も担う「命の道」であり、地域経済の重要なインフラでもあります。
今、私たちはその場所のモニタリングを行っています。
新宮高校生と学ぶヤマネエコツアー
その場所へ11月に和歌山県立新宮高校1年生約200名が、ヤマネと道路開発との共生、防災、経済の意義を学ぶ「エコツアー」に参加しました。この日は高速道路のメンテナンスにより車両通行がなく、各ポイントを安全に訪れることができました。
- ・熊野市トンネル工事現場の説明(国交省)
- ・「ミエノワアニマルパスウェイ」の意義(ヤマネ・いきもの研究所 饗場)
- ・「ヤマネトンネル」の高速道路横でのヤマネの生息、ヤマネを守りながら道路を造っていること、防災の意義、命の道など(ヤマネ・いきもの研究所 湊)
- ・紀伊半島の地史(地学専門家 二村先生)
生徒たちは5台のバスに分乗し、各ポイントを順番に回りながら学びました。
トンネル内で響いた生徒の想い
私のスピーチの最後には、生徒たちを高速道路を歩かせながらトンネルへ導き、こう伝えました。
「思ったことを長さ700mのトンネルに叫ぼう、その言葉は、クラスのリーダーが決めなさい」
普段歩くことができない道路をびっくりしている生徒、ねころぶ生徒も登場しました。
そして、最後に私のところにやってきたクラスで、リーダーが決めた言葉は「○○先生、△△先生、ありがとう~」でした。
みんな一斉に叫びます。
その言葉はトンネル内を「でかい響」となり、ぐんぐん ぼんぼん 伝わっていきました。
そばで聞いていた わたしも国交省の方もこれには、びっくりするやら「ほろっと」でした。
教育の「響き」
高校の先生方の日々の生徒を思い、生徒を大事にしている「響き」が、生徒に伝わり、やまびこのように生徒からの想いが「響」となっているように思えました。
「教育って、いいですね。」
ヤマネエコツアーでの「教育の響き」をお届けしました。
朝日新聞の記事の紹介
朝日新聞のWeb記事では、紀伊半島で行われているヤマネ保全活動と道路開発、防災、地域社会との共生について詳しく取り上げています。
ぜひ以下のリンクからご覧ください。
リターン
3,000円+システム利用料

【リターン不要な方向け】全力応援コース|3千円
●お礼のメール
●終了レポート
※1度に複数口でのご支援も可能です
- 申込数
- 218
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
10,000円+システム利用料

【リターン不要な方向け】全力応援コース|1万円
●お礼のメール
●終了レポート
●HPにお名前掲載(希望制)
●ヤマネの画像データをプレゼント
●ヤマネの観察動画をプレゼント
※1度に複数口でのご支援も可能です
- 申込数
- 99
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
3,000円+システム利用料

【リターン不要な方向け】全力応援コース|3千円
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※1度に複数口でのご支援も可能です
- 申込数
- 218
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- 発送完了予定月
- 2024年12月
10,000円+システム利用料

【リターン不要な方向け】全力応援コース|1万円
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●HPにお名前掲載(希望制)
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※1度に複数口でのご支援も可能です
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- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月

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