緊急出動要請…大きな課題

昨日は、沖縄のNPO法人　ワンズパートナーの会さんからの支援要請で、本部町の仔犬保護依頼現場に、確認いってきました。

健康面不安のある単身のおじさん宅。

飼い犬が仔犬を６匹出産。
お母さん犬も栄養状態は悪く、このままでは可哀想なので、保護してほしいとの依頼でした。

飼い主がそんなこと…と思われるかもですが、高齢者宅での飼育崩壊は全国的にも問題になっています。

そんな中でも、こちらの飼い主さんは、出来る限りのことをして、離乳食を作ったり、ベニヤで小屋を綺麗にしたりと、たっぷり愛情を注いでおられました。だからお母さん犬も飼い主さん、わたしにも吠えることなく穏やかなわんちゃんでした。


ただ避妊さえしてくれてればと思いますが、ある程度行動範囲のある形で繋がれて飼われており、父犬は、飼い犬で放し飼いされているわんちゃんではないかとのこと。


わんちゃん好きな飼い主さんですが、生活環境、健康面、経済面から、わたしのところにいては可哀想、可愛がってくれる方がいればと。

心に沁みました。


泣く泣く手放す方もいれば、モノのように平然と遺棄する者、なんともやるせないなぁと。


飼い主さんの思いを繋ぎ、ワンズさんのお力で、そして我々も出来る限り後方支援して幸せに繋げていきたいと思います。


高齢者社会これからこういうケースが増えるのではと一抹の不安ももちました。


やんばるわんにゃんレスキュー隊
代表　原田