錆びついた2階の雨戸

皆様！八百源来弘堂本店修復プロジェクトにご支援賜り誠にありがとうございます。

これは、2階の雨戸でございます。この雨戸はレールが錆びついてびくとも動きません。開けて戸袋にしまうこともできない雨戸。閉めたきりで2階の部屋は真っ暗です。

堺は茶の湯発祥の地、わびさびと言っても、ここまで錆びついてしまってはどうしようもできません。

 

この部分は修復作業の１つの見所です。

欄干、戸袋を完全に取り払います。

内部は風雨に強い2重サッシに。

外観はレトロな虫籠窓（むしこまど）に、そして白壁造り風に仕上げます。

図に描くとこんなふうに。

随分変わるものですね。

虫籠窓にすれば、昔風でレトロなのですが、モダンな感じもします。

創業200年の歴史ある老舗のブランドイメージを壊さないよう修復を進めたいと思います。

また　伝統ある堺の街並みに調和して、地域社会に貢献できればと思います。

是非、この修復がお店のブランドイメージを上げる修復になることを願っています。

 

引き続き、八百源来弘堂本店修復プロジェクトに皆様の温かいご支援賜りますことをお願い申し上げます。