わたしと楊貴妃炎の祭典②　北川智久

北川モータースの北川智久です。

 

中学校時代まで向津具で暮らし、隣市の高校進学と同時に近隣の下宿から通学するため、向津具を出ました。その後、自動車整備の専門学校に進学し、2007年に兄の仕事（現株式会社北川モータース）を手伝うために向津具にUターンしました。

 

 

早い物で今年で第９回となる炎の祭典となりました。同級生の欣ちゃん（田立智暁の出家前の名前）から祭りをしたいという相談を受けた際、「そうか、欣ちゃんがやりたいっていうなら、てごしよう」と軽いノリで手伝うようになったのが始まりでした。
 

3回目の楊貴妃炎の祭典の時、祭りを手伝う理由を聞かれて、僕はこう答えたようです。

「理由はない。同級生がやるなら手伝うのが当たり前やけーね。」

 

「出店がある祭りが地域にないし、祭りは出店がないと面白くないけーね。そういう雰囲気のあるお祭りがあってもいいんじゃないか。」

 

「普通、お寺が言いだしっぺやったら、門徒がおって、総代がおるものやけど、年寄り連中にお伺いを立てて檀家を動員して祭りをやるったって、二尊院には檀家がおらんし、年寄り連中はだいたいどこか他のお寺の檀家だったりするから声もかけられんし、しがらみのない若者がやるしかないやろ。」

 

そういえば、そんな思いで手伝いを始めました。

 

第１回から第９回の開催で一番の変化は、第１回から第２回はほぼ地元のメンバーで構成されていました。

 

しかし、過疎地域の為、生活の変化や、結婚などで次々と若い力が郊外へと出ていき人手不足となっていきました。でもこの地域には日本各地から移住してくる方々が増え力となってくれています！そのおかげで今年も祭りが開催される事となりました。

 

 

火祭りのメインイベント、山伏問答や、法剣の儀、檜や薪の焼ける音、何回見ても感動させられます。一般の方も参加🆗であります。見物客の約８０パｧセントは火渡りをして(無病息災)を祈願して帰られるのではないのでしょうか。毎年何人かは焼け石を踏んで帰路へついていかれます❗

 

是非参加お待ちしています。