なぜ、今私たちは動き出す必要があるのか…

本日はコースタルローイング委員会で強化活動に注力されている、石橋さんから新着情報をお届けします！

 

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こんばんは！日本ローイング協会コースタル委員会の石橋です。

連日投稿2日目となる今日は、「世界と日本の立ち位置」について新着情報から皆様にお届けします。

 

「これまでも、コースタルでクラファンの支援やってなかったけ？」

「普及と強化で何か変わったの？」 などなど。

第二弾のクラファンを立ち上げるにあたって、疑問を持たれた方は多いのではと思います。

 

2022年イギリス大会、2023年イタリア大会。

私は選手たちと世界の最前線で戦ってきたことで、確信したことがあります。

 

それは、「1日でも早く、日本が本気を出して取り組まないと、世界には勝てない」ということです。協会として今このタイミングでクラウドファンディングを立ち上げ、選手強化の環境を整えてあげることが2028LAに向けて必須なのです。

 

昨年のイタリア大会で表彰台の大半を占めたアメリカは、2028LAに向けて着実にスキルアップし、ビーチスプリントでの勝ち方を確立していました。ニュージーランドはクラッシックローイングのオリンピアンでメンバーを揃え、強豪国スペインのヘッドコーチを専属コーチとして迎え入れるなど盤石の布陣で臨んでいました。

 

 

皆様に今日、是非知っていただきたいのは、2028LAが決まったことで、「世界も本気を出している」ということです。

 

オリンピック出場を果たすためには、世界選手権で最低でもベスト8に残る実力が必要です。

現状の日本の実力としては、2年連続で予選落ちをしており、このままでは2028LAでメダルどころか、出場すら危ぶまれる状況です。でも、悲観ばかりする必要もないというのが私の持論になります。

 

なぜなら、まだ世界でもビーチスプリント専属で取り組んでいる選手が少ないことと、日本は島国で他国よりも練習環境に恵まれているからです。今まで出来なかった、ビーチスプリントに打ち込める環境を選手に提供してあげることで、大きな躍進が期待できると信じています。

 

実際に、クラッシックローイングでは実績が少ないチュニジアは、ビーチスプリントに強化を絞ることで育成に成功しており、ジュニア種目で2年連続世界の頂点に立っています。

 

クラファン開始から約2週間。70名以上の方に支援をいただいていますが、達成の進捗ペースは黄色信号から赤に変わりつつあります。

このプロジェクトが失敗することで、日本の強化は遅れ、2028LAがさらに遠のいてしまう可能性があります。それだけは、選手を支える協会の一員として阻止したいと強く思っています。

 

お願いばかりになってしまいますが、ぜひローイング界の新しい歴史を作るためにも、私達にお力をお貸し下さい。必ずや、選手と共に2028LAで最高の結果を皆様にお届けできるようにします。

 

それが私の今の夢であり、目標なのです。