10月15日　吐き気が戻ってきました

御覧いただきましてありがとうございます。

プロジェクト達成後も引き続き温かい御支援で支えてくださり、日々ピィちゃんへの愛情で溢れたお祝いのメッセージも届けていただき、心強く前向きに治療に取り組めております。


家族一同、心よりお礼申し上げます。

3日間吐き気もなく過ごしておりましたが、昨日はかなり体調が悪くあまり食事をとってくれませんでした。

近所の病院から帰宅後も貧血でフラフラしてトイレに行こうと頑張っていましたが間に合わず、ポタポタとお漏らしをしながらトイレに向かっていました。

ちゃんとトイレでしたかったのでしょう。

必死に堪えて我慢して、それでもポタポタ落ちててしまったのだと思います。

辺りにペットシーツを敷き詰め、お漏らし対策は万全にしているので無理せずに漏らしてくれていいのに、頑張って自分の足でトイレに行こうとしてくれていました。

ヨタヨタと何度も転んでいたので目を離さず常にトイレの介助をする様にはしていましたが、少し目を離している間にトイレの前で座り込み吐きそうになっていました。
　
吐いて汚してはいけないと頑張ってトイレまで行く途中だったのだと思います。

腫瘍による重度の貧血でもう立ち上がるのも困難になっているのに…

ピィちゃんの頑張っている姿が不憫でなりません…

頑張らなくても全部してあげるのに…


何とか体調の良さそうな時を見て３回の食事でシリンジ5本分を与える事が出来ました。

吐き気はしていましたが吐いてはいないので、ある程度栄養として吸収されていると思います。


昨夜は吐き気が治った後も呼吸が荒く、ツギちゃんの倍のはやさで呼吸をしていました。

夜中にどうしていいのかわからずに悲しくて背中を撫でてあげる事しか出来ず時間がだけが過ぎていきました…

御支援者様から吐き気と吐き気の間隔に酵素水を与えるといいとお聞きして試してみました。

酵素と水を混ぜた物をその後も吐き気の間に与えました。

暫くは吐く事も無く落ち着いてくれていました。

明け方には何とか呼吸も治まり、酵素液とシアルマリンを吐き止め薬と混ぜて飲ませてから少し待って食事を与えました。

シリンジ1本分の大好物フードと、お砂糖入りシアルマリン水を１本飲んでくれました。

今日は遠方の病院へ行く日なので、念の為に吐き止め薬と、酵素液とシアルマリン水を混ぜた物を持って行きました。

病院への道中は喉を上げて撫でてのポーズを到着するまでしていました。

ピィちゃんは本当に甘えん坊で愛くるしくて可愛い子です。　

家ではツギちゃんもいるので私を独占できませんが、病院へ行く時はピィちゃんだけのお母さんなので嬉しいのだと思います。

通院へ行く道中なのにとても幸せな時間を過ごせました。

点滴は近所の獣医師様と遠方の獣医師様のお力で無事何事もなく打つ事が出来ました。

検査の結果、貧血が酷く立っているのも困難な数値ですと言われました。

ステロイドの副作用で血糖値が通常の3倍になっていましたが、ピィちゃんの食欲を優先して今のまま砂糖水を飲ませていいとの事でした。

とりあえずカロリー摂取が優先です。

炭水化物も腫瘍の進行を早めるそうですが、これもやはりカロリー摂取が優先でした。

長く苦しんで生きるよりも、好きな物を食べて短くても楽に過ごさせてあげたいという選択肢をしました。

帰りの車の中では少し元気を取り戻し、また首をピョコッと出して可愛い顔でお外を見ていました。

昨夜はお別れを覚悟して背中をさすっていたので、ピィちゃんのこんな些細な仕草が可愛くて愛おしくて嬉しくてなりません。

少し寝かせてから食事を与えようと思います。

沢山食べてくれる事を祈るばかりです。

その後のピィちゃんの様子も出来る限りご報告させていただきますので、何卒宜しくお願いいたします。