これから・・・・・

こちらに来てまだ日が浅い麦わら猫の女の子。

この子はかなり馴れてから保護しましたが、保護して部屋に入れるとやや緊張気味。

それでも、今は３段ケージの一番上から、早くご飯をと催促してきます。

少し落ち着いてきたので、新しい写真撮影ができるかと期待しています。

これまでの３００匹近くの中で唯一、１匹飼いの方にと譲渡した子です。

小さなころに成猫に襲われて、トラウマなのか、どうにも他の子が苦手な様子。

甘えん坊で、好奇心が旺盛で・・・・

いろいろな子がいます。

もう、残り僅かな時間となりましたので、活動の一部として、振り返りながら・・・・・

臆病で、母猫に守られて過ごし、弟や妹の後ろで様子を伺っていたこの子も、少しずつ他の猫とも触れ合えるようになり、やっと写真も可愛いい瞬間が撮影できるように。

威嚇していた母猫も、里親さんのところで、少しずつ馴れて、フリーの時間も作れるようになっているようです。弟や妹は今は里親さんのところで甘えん坊な猫に。

そして、この子は、先日よりトライアル中です。まだまだ手強いようですが、どんな猫も自分が置かれた環境を理解出来たら、少しずつ馴れてきます。

保護猫はみんな、捕獲されたとき、病院に行ったとき、保護されたとき、里親さんのところに行ったとき、なんどもハードルを越えて家猫になっていきます。

そして、やんちゃな猫になったり、甘えん坊な猫になったり、お兄さん猫やお姉さん猫になったり、野良猫時代からは考えられないような表情やしぐさ見せるようになります。

新しい姿が、次々と現れ、連絡を頂く私たちも驚くことが多いです。

でも、この子たちの存在が、笑いや優しさを運ぶことが出来たら、それほど嬉しいことはありません。家族の中で小さな命の存在が明るい光になってくれたらと願っています。