【俺は本当に救世主になれるのだろうか・・・？】

昨日、先だっての新聞を見たと、一人の海人が突然お店に入ってきました・・・。

 

その人もまた別の漁協エリアでモズク養殖を営んでいるらしく、漏れなく旭面を20年使い続けてきたそうです・・・。

しかしこちらもやはり限界の限界に来ていて、そんな時この復刻プロジェクトの記事を見て、"本当にそんな事をやってくれる人がいるのか？"と、自分の目で確かめたくて軽トラを飛ばしてきてくれたそうです・・・。

 

店頭で途中まで揃ったパーツ類を見せて説明すると、本当だったんだ！と大喜びして、完成したら必ず自分にも譲って欲しいとの言で、しっかりと約束？（予約？）をして帰っていきました！

 

しかし、海辺の漁村で生まれ育ち、代々続いて朝から晩まで海で生計を立て生きてきた漁師達は、信じられないことに、この時代においても本当に陸の孤島に置き去りになったかのような人達が圧倒的に多いのです・・・。

 

軽トラを飛ばしてきてくれた方は、僕よりも年下で40代半ばだというのに、今までパソコンなんて触った事もないしインターネットなどしたことがないから・・・、と。

世の中の動きは漁港での噂話しや口コミ、新聞やテレビニュースだけが便りの綱だと豪語していましたよ・・・。

 

だから、当然この新聞ニュースには載っているのですが、このプロジェクトが何なのか？クラウドを今更説明したところでも理解しがたいだろう・・・。

 

だから、旭面が現実的にこの先出来るのか出来ないのかだけの、ストレートな会話です・・・。

 

私もそんな漁業者達の特有な環境や事情もよーく理解しています・・・。

 

だから、今、あえて、旭面の復刻版なのです・・・。

 

社交辞令でしょうが、帰り際、また言われました・・・。

 

「海人を代表して今一度お願いしますと言わせてください！あなたは我々の救世主ですよ！」と・・・。

 

言葉が重い・・・。

 

皆様もそんな救世主の救世主に是非なっていただけませんか・・・！