地域ネコ動物病院存続にご協力お願いします
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支援総額

1,625,000

目標金額 700,000円

支援者
143人
募集終了日
2023年3月23日

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2023年12月11日 12:55

難しいFIP(猫伝染性腹膜炎 Feline infectious peritonitis)

キプロスで今年に入り FIPが猛威を振るい、30万頭の猫が死んだ!とニュースが出てましたが

 

同タイプのウイルスが英国でも出た!とネットで見ました

 

💻(´・ω・`)マジか~

 

 

FECV(猫 腸コロナウイルス)の変異型(FIPウイルス)で起こる「猫伝染性腹膜炎」(FIP)

 

ウエット型(胸水・腹水が溜まるタイプ)とドライ型(神経症状が出るタイプ)があります

 

 ※混合型もあります

 

致死率の高い病気です というか 発症したら 殆ど死にます

 

ウイルスが体内に入り マクロファージで増えて全身に運ばれるんですが

 

この際!!

 

細胞性免疫反応が弱いとウエット型(滲出型)になり、

 

細胞性免疫反応をある程度 示すとドライ型(非滲出型)となります

 

1~3歳の若齢での発生が多いと言われてますが、全年齢で認められると報告があります

 

ウイルスは汚染された糞便を介して広がります

 

経口感染したFIPV(FIPウイルス)は上部気道・消化管粘膜上皮に感染増殖し、全身へ広がります

 

また、抗体介在性感染増強が起こるのでFIPV(FIPウイルス)・ FECV(猫 腸コロナウイルス)抗体陽性で発症が早まり、爆発的に増殖・症状を悪化させます

 

 普通は抗体があれば防ぐけど、逆なんです

 マクロファージ内で増殖可能なウイルスです

 厄介ですね~  (ちなみに結核菌もマクロファージ内で増殖します)

 

1歳未満での発症は進行が早く、神経症状を出すものが多いと言われます

 

診断が難しい病気です

 

理由は・・・・

 

抗体検査も遺伝子検査も FIPV(FIPウイルス)と FECV(猫 腸コロナウイルス)との区別が難しいのです 

 

両ウイルスは 遺伝的にも 血清学的にも区別が困難で 猫に対する病原性だけが違うのです

 

 

※ 細胞性免疫反応

 

細胞性免疫とは・・・マクロファージ、キラーT細胞、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)などの免疫担当細胞自体による排除機構のこと

 

抗体による液性免疫(体液性免疫)に対し、細胞性免疫と呼ばれる

 

 

免疫反応には細胞性免疫と液性免疫があります

細胞性免疫は主にTリンパ球(T細胞)によって担われ、液性免疫はBリンパ球(B細胞)により産生される抗体が関与します

 

【黒板】\_(*・ω・)ハィここ重要。メモょ!!メモ! !

 

 

有効なワクチンもないし

 

治療も 教科書的なものには 先ず 第一行目が「完全な治療法は確立されてない」と絶望的な事が書いてます

 

インターフェロンや利尿剤、プレドニゾロンなど記載はありますが まず無理でしょう

 

しかし 保護活動してる皆さんは よくご存じの 教科書的でない治療薬はあります

 

GS−441524です

 

この他に

 

MUTIAN (ムティアン、ムチアン)

 

XRAPHCONN(ラプコン)

 

CHUAFUNING(CFN) など知られてます

 

未承認抗ウイルス薬です どれも 成分は GS-441524だそうですが、本当に同じ成分か分かりません

 

GS類似製剤とまとめられます

 

 

正直、…(゚A゚;)ゴクリ… この年になると 読み方すら覚えられません

 

 GS・・・? ガソリンスタンド?としか思えません

 

もう少し分かりやすい呼称にして欲しいです

3文字くらいが限界です

 

また

 

モルヌピラビル(飲み薬MK-4482, EIDD-2801)商品名はラゲブリオ

 

 

レムデシビルの静脈注射又は皮下注射注

 

(GS-441524の注射よりも痛みが少ないと言われている)猫の体内で代謝されるとGS−441524に変化する

 

 

もあります

 

 

 

マ行 ラ行はやめて欲しいです

 

アカサタ行くらいで 3文字で命名してもらえないだろうか?

 

さらに正直、言わせて貰えば サ行は九州人には辛いから アカタ行だけが望ましいです

 

 

GSは飲み薬と注射があります

 

成分的には GS類似とか 体内で活性型になりGSになる・・ということなので

 

GSモルヌピラビルの2種類と言っていいのかな? 種類として

 

 

どれも 値段はメチャ高いし きっと品質もピンキリです

 

 個人輸入とかは それを覚悟して入手するか

 

病院で取り扱ってるものを高く買うかです

 

 

ウチで仕入れるとしたら ラゲブリオカプセル200mg 40カプセルで原価が18万くらいします

 

自分が最初に買った中古車がこれくらいでしたよ

 

高い!!

 

 約20万の愛車で 秋芳洞も行ったし、須佐ホルンフェルスも行きましたよ・・・

 

このボトルに跨っても、どこにも行けないのに。。。18万

 

 

けど サ〇リ館というHPに出てるのは

 

 

40錠で6000円であります

 

 ェェ(´・ω・`)ェェエ

 

 

かたや1錠4500円

 

かたや1錠 150円

 

…(゚A゚;)ゴクリ… どうなってんだ サプ〇館!!バッタもんか??

 

 

海外医薬品の個人輸入だから。。。リスクもあると思います

 

でも治療期間が12週間  長い!Σ(´∀`;)

 

84日ともなれば 掛かる費用も 相当です

 

 

20万の中古車どころじゃなく 新車が買えるくらいです

 

愛猫が苦しむ姿を見れば 何とか救いたいと思うでしょう

 

でも多頭で 複数が発症したら・・・

 

そりゃ クラウドファンディングもするよな。。。と思います

 

 

 

 

※ GC376(合成3CLpro阻害薬)コロナウイルスの複製を調整する酵素(3CLプロテアーゼ)阻害で増殖抑制効果を示すという報告もあります

 

シクロスポリンやU18666Aで増殖抑制 というのも目にしますが、実験室レベルなのか臨床応用で効果があるのか不明です

 

猫の副作用の問題もあると思います

 

 

※ FIPはウイルスが変異して起こるので水平感染はしないとしている記載もあります

 

でも それなら 爆発的にキプロスで発生はしないだろうし、このウイルスについては分からない事も多いです

 

仮にFIPウイルス(FIPV)は水平感染しないとしても 変異前の猫腸コロナウイルスは水平感染するだろうし、抗体が存在することで感染が増強されるなら、その影響もあるかと思います

 

猫腸コロナウイルスが何度も感染するうち、抗体が出来、さらなる感染で変異を誘発するなど・・・

 

キプロスの状態を見れば 感染力が強くなった・変異率が高くなった・水平感染力が上がった

など 何らかの要因があるのでは?と思います

 

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