【残り1週間】　再建事業開始へ！

　皆様からのたくさんのご支援　ありがとうございます

当駒形根神社奥宮再建に向けてのクラウドファンディングも残り1週間となってまいりました。おかげさまを持ちまして、目標金額を達成し、なお多くの方々からの御寄附をいただいております。

　当初、東北地方の片田舎の小さな神社の奥宮再建に対して、どれだけの御寄附がいただけるのか、宮司・総代共々大変心配しておりましたが、始めてみれば予想した以上に多くの皆様から御支援をいただきましたことに、一同安堵いたしております。御支援いただきました皆様に心より感謝申し上げます。

　当駒形根神社は太古より栗駒山を御神体としてお祀りしております。平安時代は天台密教の修験道の地ともされ、現在耕英地区と呼ばれる山麓の地域は以前の名を万坊平と呼び、修験者が修行のために留まった坊がたくさんあったということです。

　現在頂上に立つ奥宮の下には、以前御社を建てていた時の礎石と思われる石があり、昔から何度か御社を建てる試みがされてきたと伝えられています。

　昭和62年に地元の方々や宮城・岩手の有志の方々の協力により現在の御社が建てられた頃は、山頂祭「奥宮まいり」に参列する地元や近隣の市町村の参拝者も多くいましたが、年を経るごとに人口減少と高齢化のため参拝者は減少してまいりました。人口減少と資金面の不安から、最初は奥宮の撤去ということで話が進んでいましたが、奥宮存続の声も根強く、総代と奉賛会で1年近く話合いを続けてきた結果、再建という結論にいたりました。

　今回の再建事業にあたり地元の方々からの資金だけでは到底足りず、今回のクラウドファンディングを立ち上げた次第です。結果、目標金額を上回る御寄附をいただき、資金面でも不安無く再建事業を進めることができます。今年中の完成をめざし、再建事業に取り組んでまいります。

　残りあと1週間となりましたが、再建のための資金に余裕を持たせるため、公開期間終了（7月18日）まで御寄附の募集をいたします。引き続き皆様からの御支援をお願いいたします。